【ニューヨーク=共同】ホンダの米子会社「ホンダエアクラフトカンパニー」は23日、小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」の引き渡しを始めたと発表した。米ノースカロライナ州の同社でこの日、納入1号機を米国の顧客に手渡す式典を開いた。
ホンダジェットは今月上旬に米連邦航空局(FAA)から安全性などの基準を満たしていると認定され、納入が可能になった。式典に出席した藤野道格社長は「納入開始をとても喜んでいる。世界中の空港で多くのホンダジェットを見かけるようになるのを期待している」とコメントした。
ホンダジェットはエンジンを主翼の上に配置した外観が特色で、パイロットを含めて最大7人が乗れる。欧米と南米で受注しており、100機を超える注文客に順次引き渡す。
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