ダイヤのA ‐SECOND SEASON‐「魔の一球」 2015.12.21


4番サード轟君。
(田原)佐竹ボーイ。
(佐竹)はい!
(田原)伝令だ。
(片岡)エースのプライドかチームの勝利か。
勝つために戦う以上優先すべきはチームの勝利でしょう。
(片岡)ですがグラウンドで戦うのは我々ではなく選手です。
(片岡)選手は監督の駒ではない。
(福島)え?
(森)ほんとかよ!?
(安達)マジでいいの?イエス!《天久:勝負!?》《田原:夏から続くこの因縁お前の手で断ち切ってこい天久ボーイ》ジャストタイムトゥーウィン!ドゥーザベスト!イエ〜!
(福島)ははは!似てる!
(森)監督言いそう。
(安達)いったれ光聖!今度はバットに当てさせんな!お前ならできる!《こいつらどんだけ強気だよ…》
(高見)守り抜いて決勝だ!
(星田)青道の奴らが先に待ってるぜ!
(安達)いくぞ!
(みんな)おう!《天久:1点差だぞ。
紙一重だろ。
バカじゃねえの?俺なんかに三高のプライド預けていいのかよ。
バカじゃねえの?》《栄純:座った!》《御幸:勝負か!?》
(落合)は!?《雷蔵:おいおいマジかよ。
思い上がり…傲慢…。
これが名門のプライド。
願ってもねえ選択だぜ。
なあ雷市!》
(三島)ぶっ飛ばせ雷市!
(雷市)かははは!注目の初球!初球空振り!キャッチャー弾くもランナーはそのまま!8回に来てなお冴えわたる天久のスライダー!《天久:さすがのお前もそこは空振りすんのか。
ボール1個分の出し入れ。
天国か地獄か》インコース!胸もと厳しめ!からの外!アウトロー空振り!
(歓声)
(倉持)インコース胸もとから対角線のアウトローかよ。
(前園)さっきからピンポイントに投げこんどるぞ。
(渡辺)あれだけコーナーを広く使われたらたまらないね。
(礼)轟君を前にしてまた一つスイッチが入りましたね。
今日一番のボールがいってますよ。
(真中)最後まで気を抜くなよ光聖。
《グッドコンセントレーション天久ボーイ》《ここまで真っ向から勝負に来た奴は明川の楊以来か。
たまんねえな雷市》雷市もってけこの野郎!
(秋葉)ぶちかませ雷市!《真田:2球続けてストレートだとしたら最後は…》光聖!決めろ!《高見:ここまでは狙いどおりに来てる。
あとは詰めるだけ》《これはイメージなんかじゃない。
いるんだすげえピッチャーが目の前に》《インコースひざ下轟を打ち取るにはその一点》《目で追うな感じろ》《見えてんだよはっきりと》《来た球を打て》《お前の空振りが!》《本能のままに!》
(2人)雷市!!ぶっ飛ばせ!!〜ストライク!バッターアウト!空振り三振!
(歓声)うらぁ〜!!最後は低めのスライダー!強打者轟のバットに触れさせず!おぉ〜っ!きた〜!
(春市)と…轟君を完璧に…。
(丹波)あのコースにあの角度のスライダー。
(大前)あれを打てる高校生はそういねえだろうな。
平川:そういや天久部に戻ったらしいな。
(真中)あぁ聞いてる。
(平川)さんざん遊んでたのにあの野郎。
(平川)真中…お前の仇を討つってよ光聖!おぉ〜見たかおら〜っ!!ナイスボール!完璧だろ!これがうちのエースだ!!あの天久が…吼えましたよ!グレイト!《あと一つ油断せず取ってこい》この三振は勢いつくんじゃないですか?私の中で薬師不利は変わりませんから。
もっと打ちたい…もっと…!2アウトになったもののランナー1・2塁。
薬師高校依然として同点に追いつくチャンス!
(福田)ここからだぞ!
(山内)まだまだ!5番ピッチャー真田君。
(福田)真田頼むぞ!俊平!真田先輩!決めちゃってください!《頼むぜ真田…》〜ストライク!バッターアウト!
(三島)ナイスボール!
(雷市)ナイスピーサナーダ先輩!
(雷蔵)真田お前マウンド立ったら別人になるよな。
ふだん優しそうな顔してんのによ。
(真田)そうですか?自分と対戦したことないからわかんないです。
(雷蔵)わははは!天然ものかよこりゃ頼もしいぜ!《部員数も少なく普通の高校だと思ってたがこいつは思わぬ拾い物がいたぜ》〜《真田:あんま期待されても困るけどな。
俺は雷市とは違うんだし…》かは…ははは…当たった…。
かはは…。
真田!こいつが春からここに来る俺の自慢の息子だ。
他にも目つけた選手を何人か連れてくる。
そいつらがいれば全国行くイメージできるだろ!ぜ…全国?なんだよ…なんなんだよ《真田:今にして思えば…あのときか》初級スライダー空振り!《真田:楽しめればいいと思ってた高校野球がどこか使命のようなものに変わったのは…》あの親子まだやってるぜ。
好きだよな〜。
最低500がノルマらしいぜ。
(福田)俺もう少しやってくわ。
(山内)俺も。
マジかよお前ら…。
(真田)巻き込まれるのは好きじゃねえのになんだよこの状況…俺って結構単純な奴?結局あの親子に煽られちゃってんじゃん。
けどあんな怪物と毎日野球ができるんだぜ。
一緒にいるだけで激アツだろ《どうせやるなら最前線で!》2球目もスライダー!バットにかすらせず!!うぉ…キレキレじゃん。
轟打ち取って手がつけられなくなってんぞ。
前の2打席ストレートを打たれてますからね。
考えてますよバッテリー。
《勝負を急ぐなよ…》振らされちゃってんじゃんスライダー。
気負いすぎだろ。
あんな大振りじゃ当たらねえって。
《スライダーで体勢は崩した…あとはボール球を使ってどうフィニッシュにつなげるか…》《じゃあこっち?》《マジかよ…。
ストレート打たれたままじゃ終われねえって?まぁお前らしいか。
ここに来ていちばんボールが乗ってるもんな。
わかったお前が納得いく球投げこんでこい》《天久:ちらついてるだろスライダー。
遊び球はなしだついてこれるか?ヒット2本借りたままじゃ終わらせねえ。
求めるのは充実。
味わわせてくれよ!》《もう一度あの興奮を!》だから雷市とは違うって。
《これを待ってた!》ワット!?ストレートはじき返した!右中間真っ二つ!《読みもクソもねえ。
ストレートだけに張ってやがった。
この土壇場で図々しいほどの開き直り。
やっぱお前最高の拾い物だったわ》2塁ランナーホームへ。
1塁ランナー三島も3塁を蹴った。
中継にボールが返ってくる!突っ込め!ホームイン逆転!
(みんな)よっしゃ〜!8回表2アウトから起死回生の一打!《よかったストレートきてくれて》エースのバットが試合をひっくり返しました。
8回表薬師高校逆転。
市大三高エース天久から5番真田の2点タイムリー。
最後のストレートだよな?全部スライダーでもよかったんじゃね?いや打ったほうもすげえだろ。
この上位打線を抑えられてたらほぼ薬師に勝ち目はなかったのにたった1球で戦況ががらりと変わったね。
(春市)やっぱり野球は怖い。
《どうして勝負を急いだ高見天久。
自分たちのピッチングに酔ったか》
(星田)ランナー2塁。
外野バックホーム。
続けよ平畠!《田原:勝利の影に潜む魔物。
それは執着心色気強欲の類》〜抜けたライト前へヒット!2塁ランナーは3塁でストップ。
《高見:光聖…》今の力のないボールは。
(片岡)張り詰めてきたものが切れたな。
高見ボーイ。
チェンジだ。
市大三高選手の交代をお知らせします。
ピッチャー天久君に代わりまして三崎君。
9番ピッチャー三崎君。
(安達)おおい。
(星田)光聖。
〜どこへ行く。
まだ試合は終わってないぞ。
うちの攻撃はあと2回ある。
フェイスを洗ってベンチに戻ってこい。
〜うちの攻撃はあと2回ある。
フェイスを洗ってベンチに戻ってこい
(歓声)〜ソーリーバット…。
(田原)整列だ天久ボーイ
(歓声)本日はご来場ありがとうございました。
明日は午後1時から薬師高校対青道高校の決勝戦を行います。
決勝戦は薬師と青道か。
これまた夏の再戦になったな。
今回は市大が来ると思ったけど。
天久をもう1試合観たかったな。
光聖君とこ行く?まぁでも薬師は前回みたいな荒れた試合じゃなく粘り勝ちだからな。
夏に続き市大に連勝だぜこの強さは本物だろ。
さぁ帰るぞ!青道市大稲実そして薬師いよいよ西東京三強に肩を並べるチームが出てきたか。
どちらがきても手ごわい相手。
むしろ手の内を知り尽くしている薬師のほうがやりやすくていい。
ああ!都大会と練習試合で1勝1敗!明日きっちりケリつけてやろうやないか!
(前園)おお!とか言えや!
(御幸)いや人いるし。
(倉持)迷惑だし。
お〜しおしおし!
(前園)遅いねん沢村!
(大前)え?明日から?
(真中)ああ卒業までできるかぎり練習に顔出すわ。
光聖のことか。
(真中)また部を離れるんじゃねえかって。
(大前)あいつもそこまでバカじゃねえだろ。
けど打たれたあとのあいつの態度はふてくされて勝手にマウンドから降りて試合は終わってねえのにあいつ…。
かっちゃん。
(門田)真中ってこんなアツかったのな。
おいしいとこ取りだけじゃ周りは認めちゃくれねえ。
(真中)そのへんきっちり教えてやんねえとな。
(門田)はっはは御幸も大変だな。
あんな投手に更に成長されたら来年たまんねえぞ。
結局あの回轟君との勝負は正しかったのか…。
勝負にたらればを言ってもしかたないですが満塁にし真田君との勝負を選択していたら最後まで細心の注意を払っていたかもしれませんし。
今回ばかりは打ったバッターを褒めるべきじゃないですかね?
(落合)轟の三振を目の前で見ておきながらストレートだけに的を絞りその1球を確実にしとめた。
正直甘く見てました。
(落合)あの集中力並の選手じゃないですね。
あんなバッターが後ろにいるんじゃ安易に轟を歩かせればいいと言えなくなりましたね。
相手の力量を見いだせた分収穫はありました。
まったく試合順に感謝ですね。
降谷の足のこともありますし帰って対策を考えましょう。
それにしてもまたややこしい投手が。
稲実の成宮もいますからね。
どうなってるんですか西地区。
2015/12/21(月) 18:00〜18:30
テレビ大阪1
ダイヤのA ‐SECOND SEASON‐「魔の一球」[字]

薬師対市大三高の試合、8回表、逆転を狙う薬師。打席には再び雷市の姿が。市大三高はエース天久に勝負を託すことにする。終盤に訪れた大勝負、果たしてその結果は!?

詳細情報
あらすじ
8回表、1対2と、薬師が市大を追う。三島への投球、天久まさかのデッドボール!思わず「でかした!」と喜ぶ轟監督。一方、田原監督は、天久のスタミナ切れを不安そうに見つめる。薬師はランナー1、2塁のチャンス。打席に立つのは轟雷市!!雷市の闘気に煽られ天久も闘志を燃やす。そんな天久の姿を見た田原監督は、夏からの因縁を断ち切るべく、市大はエース天久に勝負を託す!!果たして勝負の結果は!?
声の出演1
沢村栄純:逢坂良太、御幸一也:櫻井孝宏、小湊春市:花江夏樹、倉持洋一:浅沼晋太郎、前園健太:田尻浩章、片岡鉄心:東地宏樹、高島礼:内山夕実、落合博光:大川透、渡辺久志:石田彰、丹波光一郎:森田成一、轟雷蔵:西りん太朗、轟雷市:小野賢章、真田俊平:神谷浩史、三島優太:鈴木達央、秋葉一真:金本涼輔、山内(薬師3年):寺島惇太、福田(薬師3年):下妻由幸
声の出演2
田原監督:加藤亮夫、天久光聖:木村良平、星田:鈴木裕斗、安達:石谷春貴、高見:木島隆一、福島:竹内栄治、真中要:鳥海浩輔、大前隆広:内山こう輝、平川貴弘:岡本信彦、実況:吉田孝、場内アナウンス:山口立花子
原作脚本
【原作】
 寺嶋裕二(「週刊少年マガジン」)
【シリーズ構成】
 古怒田健志
【脚本】
 宇田川貴広
監督
 増原光幸
音楽
【オープニングテーマ】
「空が青空であるために」GLAY
 作詞・作曲:TERU
 編曲:GLAY&SEIJI KAMEDA

【エンディングテーマ】
「BLOOM OF YOUTH」O×T
 作詞・作曲:大石昌良
 編曲:O×T
制作
【アニメーション制作】
 MADHOUSE×Production I.G

【製作】
 テレビ東京
 AT−X
ホームページ
http://ani.tv/diaace/

ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32118(0x7D76)
TransportStreamID:32118(0x7D76)
ServiceID:41008(0xA030)
EventID:48482(0xBD62)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: