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米MRI元社長 集めた資金適正に運用と釈明12月18日 20時29分
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日本の顧客から投資を募り、多額の資金をだまし取ったとして、詐欺の罪に問われているアメリカの会社、エムアールアイインターナショナルの元社長が、初めて取材に応じ、出資者に陳謝する一方、集めた資金は適正に運用したと釈明しました。
この事件は、アメリカのネバダ州に本社があったエムアールアイインターナショナルが、日本の顧客数千人からうその説明で投資を募り、少なくともおよそ15億ドル(日本円で1800億円)をだまし取ったとされるもので、元社長のエドウィン・フジナガ被告ら3人がアメリカで詐欺などの罪に問われています。
フジナガ被告はことし7月、ネバダ州の連邦地方裁判所に出廷して、起訴された内容を否認し、審理が続いていますが、17日、NHKの取材に対し、「出資者におわびしたい。結果については申し訳なく思う」と陳謝したうえで、被害の弁済に努める考えを明らかにしました。
一方、うその説明で投資を募り、顧客から資金をだまし取った疑いについては、「資金は金融商品の購入に充てられ、個人的な流用もない。違法性がないことは税務当局の調査記録から証明できる」と述べ、説明に偽りはなく、集めた資金は適正に運用したと釈明しました。
事件を巡り、フジナガ元社長が報道機関の取材に応じるのは初めてで、今後、こうした主張が裁判でどう判断されるのかが焦点となります。
フジナガ被告はことし7月、ネバダ州の連邦地方裁判所に出廷して、起訴された内容を否認し、審理が続いていますが、17日、NHKの取材に対し、「出資者におわびしたい。結果については申し訳なく思う」と陳謝したうえで、被害の弁済に努める考えを明らかにしました。
一方、うその説明で投資を募り、顧客から資金をだまし取った疑いについては、「資金は金融商品の購入に充てられ、個人的な流用もない。違法性がないことは税務当局の調査記録から証明できる」と述べ、説明に偽りはなく、集めた資金は適正に運用したと釈明しました。
事件を巡り、フジナガ元社長が報道機関の取材に応じるのは初めてで、今後、こうした主張が裁判でどう判断されるのかが焦点となります。