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タイ 空港貨物から大量の象牙 中国に密輸か12月18日 22時40分
タイ南部の空港に、西アフリカのナイジェリアから到着した貨物の中から、象50頭分以上になる象牙760キロ余りが見つかり、当局は、中国へ密輸されるものだったとみて調べています。
タイの税関当局によりますと、南部サムイ島の空港で今月10日、西アフリカのナイジェリアから、シンガポールとタイを経由して、ラオスの首都ビエンチャンに輸送される途中だった貨物の中から、象牙合わせておよそ769キロが見つかり、当局が押収しました。
貨物の中身について、税関に提出された書類には「かつら」と書かれていましたが、空港のエックス線検査の際に、不審に思った税関の係員が中身を確認したところ、象牙を発見したということです。
押収された象牙は象50頭分以上あり、およそ3840万バーツ、日本円にして1億3000万円近い価値になるということです。
装飾品として中国などで人気がある象牙は、ワシントン条約で原則、国際取引が禁止されていますが、象牙の売買を目的とした密猟や密輸は後を絶たず、タイは中国への密輸の中継地となっています。
タイの税関当局は、今回押収した象牙がラオスを経由して中国へ密輸されるものだったとみて調べています。
貨物の中身について、税関に提出された書類には「かつら」と書かれていましたが、空港のエックス線検査の際に、不審に思った税関の係員が中身を確認したところ、象牙を発見したということです。
押収された象牙は象50頭分以上あり、およそ3840万バーツ、日本円にして1億3000万円近い価値になるということです。
装飾品として中国などで人気がある象牙は、ワシントン条約で原則、国際取引が禁止されていますが、象牙の売買を目的とした密猟や密輸は後を絶たず、タイは中国への密輸の中継地となっています。
タイの税関当局は、今回押収した象牙がラオスを経由して中国へ密輸されるものだったとみて調べています。