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 共産党の志位和夫委員長は24日、年明けの通常国会の開会式に党として初めて出席する意向を大島理森衆院議長に伝えた。これまで天皇陛下の出席を理由に欠席してきたが、方針を転換した。開会式に出ている他の野党と足並みをそろえることで、来夏の参院選での共闘へ環境を整える狙いがある。

 共産党は結党以来、天皇陛下が出席する開会式について、「戦前の議会の儀式を引き継ぐもので憲法から逸脱する」と批判。例外的に出た議員もいたが、党としては一貫して欠席していた。

 今回は、天皇陛下の出席が「この三十数年来は儀礼的形式的になっている」と判断。志位氏は「開会式の形式が戦前を踏襲している問題点は根本的な再検討が必要だ」とし、開会式には出たうえで、改善を求めていくことにした。