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モルタル落下 1か月ほど前に直す作業完了12月24日 5時00分
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23日、千葉県君津市の国道のトンネルで天井などを覆っていたモルタルが長さ20メートルにわたって落下した事故で、剥がれ落ちたモルタルは、1か月ほど前に吹きつけ直す作業が完了したばかりだったことが千葉県への取材で分かりました。県は24日から現場での調査を始め、事故の原因を調べることにしています。
23日の朝、千葉県君津市広岡の国道410号線のトンネル「松丘隧道」で、天井や壁を覆っていたモルタルが長さおよそ20メートル、幅5メートルほどにわたって剥がれ落ちました。剥がれ落ちたモルタルは重さが23.5トンに上るということですが当時、通行していた車はなく、けが人はいませんでした。
現場のトンネルでは3年前に中央自動車道の笹子トンネルで起きた天井板の崩落事故を受けて、老朽化したモルタルを削り取って新たに吹きつける補修工事が進められていて今回、剥がれ落ちたモルタルは1か月ほど前に吹きつけ直す作業が完了したばかりだったということです。モルタルは10センチほどの厚さに吹きつけられていたということで、千葉県は引き続きトンネル付近を通行止めにしたうえで、24日から現場での調査を始め、事故の原因を調べることにしています。
現場のトンネルでは3年前に中央自動車道の笹子トンネルで起きた天井板の崩落事故を受けて、老朽化したモルタルを削り取って新たに吹きつける補修工事が進められていて今回、剥がれ落ちたモルタルは1か月ほど前に吹きつけ直す作業が完了したばかりだったということです。モルタルは10センチほどの厚さに吹きつけられていたということで、千葉県は引き続きトンネル付近を通行止めにしたうえで、24日から現場での調査を始め、事故の原因を調べることにしています。