>  >  > 『ミヤネ屋』が青木理をクビ切り

『ミヤネ屋』が安倍政権に批判的なコメンテーター・青木理をクビ切り降板! 政権への配慮、読売新聞の圧力説も

【この記事のキーワード】, ,
2015.12.24
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
miyaneya_01_150822.jpg
読売テレビ『情報ライブ ミヤネ屋』番組ページより


 TBS『NEWS23』の岸井成格、膳場貴子両キャスターが安倍政権と右派勢力の圧力で降板させられそうになっていることを本サイトがスクープしてから2カ月。この間、『NEWS23』問題はさまざまなメディアで取り上げられ、論議をよんだが、ここにきて、2人の更迭は回避される可能性が出てきたらしい。

「二人の降板問題については、複数のメディアが後追い報道。視聴者からも批判の声が巻き起こり、岸井さんや膳場さんら当事者、(TBSの)報道、制作現場も激しい抵抗を見せた。そのため、上層部も動けなくなってしまったみたいですね。ただ、おさまらないのは岸井さんの後任に星浩特別編集委員を出すことを了承し、それを前提に人事計画を組んでいた朝日新聞。TBSの煮え切らない態度にカンカンらしいですよ」(TBS関係者)

 これが事実なら喜ばしい展開だが、しかし、一方で、報道圧力に屈し、自主規制を続けるテレビ局の空気はまったく変わっていない。つい最近も、あるワイドショーのコメンテーターが、安倍政権に批判的なスタンスが原因で、首を切られていたことが明らかになった。

 そのワイドショーとは『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)。首を切られたのはジャーナリストの青木理だ。

 青木は共同通信社の公安担当やソウル支局記者などを経てフリーになったジャーナリスト。著書や雑誌連載では安倍政権を真っ向批判するなど、リベラルなスタンスで知られるが、テレビでは、政治から犯罪、メディア批評など様々なジャンルに目配りできる安定感のある解説で重宝されており、現在は『モーニングショー』(テレビ朝日系)のレギュラー・コメンテーターなど、複数の番組で活躍している。

 その青木が、2年ほど前から『ミヤネ屋』にも月2回ほどコメンテーターとして出演していたのだが、10月くらいから、まったくその姿を見なくなってしまったのだ。

 調べてみると、やはり青木は番組を降ろされていた。しかも、原因はそのリベラルな政治スタンス、安倍政権批判にあったようだ。

「建前は通常の改編期の交代ですが、実際は上層部から『青木を切れ』というお達しがあったようです。事実、この時に切られたのは、青木さん1人だけでしたからね。『うちの局にも番組にも合わない』ということだったみたいですが」(読売テレビ関係者)

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養
Recommended by logly

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 新国立A案決まってた?出来レース説
2 安田純平氏拘束情報を隠蔽した政府の罪
3 レイプ被害女性が語る壮絶トラウマ
4 『ミヤネ屋』が青木理をクビ切り
5 なべおさみのヤバい交友録第二弾
6 天皇誕生日を前に安倍が宮内庁に圧力
7 “戸籍のない子供”急増も稲田朋美が
8 菊池桃子の抱く社会への憤り
9 「日本の美」座長・津川雅彦はネトウヨ脳
10 蓮池透氏が著書で安倍の冷血を批判!
11 さんまもハマったAV女優紗倉まなの闇
12 声優キャスティングの生々しい実態
13 元アイドルのAV女優が大量発生!?
14 貧困女子のセックスワークと知的障害
15 週刊ポスト「下町ロケット」と違う実態
16 失言、森喜朗を安倍が切れない理由
17 キムタク最大のタブーとは?
18 イノッチが夫婦別姓反対派を一蹴!
19 安保法で中居正広が松本人志に反論!
20 仲間由紀恵を公安がマーク!?
PR
PR
1元家族会の蓮池透が「安倍は嘘つき」
2野坂昭如が今夏綴った戦争への危機感
3菊池桃子の抱く社会への憤り
4吉永小百合が「戦前のよう」と危機感
5川島なお美が近藤誠の診断を告発
6安倍「夫婦別姓は共産主義のドグマ」
7沖縄県元知事が官房機密費受取り発言
8菅長官が大臣規定違反の政治パーティ
9大企業正社員が貧困に!中流が危ない
10蓮池透氏が著書で安倍の冷血を批判!
11自衛隊志願減で経済的徴兵制が現実に
12大手紙が隠す「新聞への軽減税率適用」
13菅原文太の安倍批判が一周忌に公開
14天皇誕生日を前に安倍が宮内庁に圧力
15“戸籍のない子供”急増も稲田朋美が
16失言、森喜朗を安倍が切れない理由
17ケントギルバート、ネトウヨ化の理由
18新聞への軽減税率適用に産経が言い訳
19安倍批判の小泉純一郎が狙う次の一手
20BPO是枝監督と古賀氏が圧力批判
PR
PR

カテゴリ別ランキング

人気連載

政治からテレビを守れ!

水島宏明

テレ朝とNHKの"失態"につけこむ安倍政権とほくそえむ籾井会長

政治からテレビを守れ!

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄

"体育会系相田みつを"松岡修造は本当に「ブレない男」なのか? 年を追うごとに変わっていく修造語録を読み解く

「売れてる本」の取扱説明書

ネット右翼の15年

野間易通

高市早苗はいかにして"ネオナチ"と出会ったか

ネット右翼の15年

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

戦争を放棄せよ! 軍事力がなくても侵略と闘う方法はある、自由のために闘える!

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

サイゾーメディアの人気記事