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米 タカタのエアバッグで新たに1人死亡確認
12月24日 5時38分

アメリカ運輸省は23日、自動車部品メーカー、タカタが製造したエアバッグの異常な破裂が原因で新たに1人の死亡を確認したと発表し、被害の拡大を防ぐため、自動車メーカーなどに修理を急ぐよう呼びかけています。
アメリカ運輸省の道路交通安全局はことし7月、東部ペンシルベニア州で起きた車の衝突事故で運転していた若者が死亡したのはタカタのエアバッグの異常な破裂が原因だったことを明らかにしました。
この車は2001年の型式のホンダの「アコード」で、リコールの対象となっていましたが、まだ修理がされていなかったということです。これで、アメリカでタカタのエアバッグの不具合が原因で死亡した人の数は8人に増え、マレーシアの1人と合わせると世界で9人になりました。
アメリカでリコールの対象となっている車の台数はおよそ1900万台ですが、現時点で修理が済んだエアバッグは全体の30%以下にとどまっています。このため、道路交通安全局は被害の拡大を防ぐため、ホームページを通じてリコール対象の車の持ち主への周知を図るとともに、自動車メーカーなどに修理を急ぐよう呼びかけています。

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