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「報道ステーション」降板へ 3月末

「報道ステーション」のメインキャスターを務める古舘伊知郎さん=小座野容斉撮影

 テレビ朝日は24日、夜の人気ニュース番組「報道ステーション」のメインキャスター、古舘伊知郎さん(61)が、契約が終了する来年3月末で番組を降板すると発表した。同局によると、契約延長と慰留に努めたが、本人から「新しいジャンルにも挑戦したい」と申し入れがあったという。番組は4月以降も続くが、後任は未定。

 古舘さんは2004年4月、番組スタートとともにメインキャスターに就任。23日までの放送回数は2960回、平均視聴率は13.2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を獲得する同局の看板番組の一つとなった。

 古舘さんは1977年、テレビ朝日入社。プロレスなどスポーツの実況中継で人気を集めた。84年、フリーに。その後、久米宏さんが司会を務めた「ニュースステーション」を継いだ。切れ味の鋭いコメントは番組の名物となった。

 同番組では今年3月の番組内で、コメンテーターを務めていた元経済産業省官僚の古賀茂明さんが自らの降板を巡り古舘さんと激しく応酬。自民党が同局幹部から事情聴取を行ったり、番組担当部長が処分されたりした。【広瀬登】

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