50歳弁護士を在宅起訴 東京地検
法廷で被告に不利な証言をしないように証人を脅したとして、東京地検は22日、湯沢昌己弁護士(50)=埼玉県朝霞市=を証人威迫罪で在宅起訴し、売春防止法違反で公判中の山本倫大被告(38)を同罪で追起訴した。
湯沢被告は山本被告の弁護人だった。起訴状によると2人は共謀し今年11月、山本被告の公判で尋問が予定されていた証人に「捜査段階の虚偽供述で損害を被った」として200万円などを請求する「訴訟の告知」と題する書面を郵送したとしている。湯沢被告は1995年検事任官。その後退官し2010年に弁護士登録した。【石山絵歩】