小屋でオフ会
12/23(水)、小屋の完成を祝して、お披露目オフ会をやってきました。
参加者は、piccolloさん、武智さん、ケムシさん、青さんの4名です。
一時は参加者が少なくてどうなるかと思いましたが、参加条件ありにも関わらずこれだけ集まっていただけました。
まずは13:00に小屋の前に集合し、インフラや小屋の外観、部屋の内部など、皆さんの気になったところを一通り解説して回りました。
やはりエアコンもそうですが、自作トイレが反響大きかったですね。ここでは書きませんが、後ほど別記事で詳細を書かせてもらいます。
そして14:00からは、近所の飲食店で食事。
小屋についての感想や、一日一食、原始仏教、土地探しのアレコレ、他小屋ブロガーの話などで盛り上がりました。
そして15:00になり、1次会はこれで終了。
piccolloさんが離脱した後、計4名で自分の小屋内で2次会となりました。
最終的に19:00まで会話が盛り上がり、大盛況にてお開き。
うろ覚えな内容
・一遍聖人の生きていた鎌倉時代にも、モバイルハウスが存在した!
・自分(ナス農家)のモバイルハウスは、頻繁に移動させることを想定していない。そのつもりならばナイロン車輪でなく普通のゴム車輪を選んで、耐候性よりも走行性を重視している。自分がモバイルハウスにしたのは『その気になれば動かせる』という事実を提示して建築確認をスルーするためであり、実際に動かす機会は訪れないだろうと考えている。
・Bライフの先駆者(イノベーター)は寝太郎氏だが、ナス農家はBライフトイレの先駆者になれる可能性が微レ存。
・後はシャワーさえ加われば、普通の住宅と遜色のない機能の小屋になる。だがそれは後進の次世代Bライファーに任せるとしようか。
・ナス農家がシャワーや風呂を設置するとしたら、専用の小屋をもう一棟建てる形となるだろう。湿気の問題もあるし。
・うちの固定資産税は土地のみで家屋にはかかっていないが、年間18,000円である。月換算で1,500円。
・防草シートに砂利を敷いても、砂利の中からある程度草は生えてくる。特にタンポポのような草は真下に根っこが伸びるので、横に広がるタイプのものと違い、放っておくとシートを根が貫通する。よってこまめに抜いたほうがいい。
・一日一食にしても、ふらつきとかそういったことは起きていない。むしろ空腹なぐらいの方が、体がすっきりしてキビキビと動ける。ただし普通の食事をしていた人はある程度の移行期間が必要。
・原始仏教は、後世の大乗仏教とは違い、仏とか神といった『ファンタジー要素』が皆無。『宗教』というカテゴリは正直あまり適切でなく、実態は単なる『自己啓発』である。人生の指針となってくれる。自分が原始仏教を好きな理由もそれだが、大乗よりも原始仏教の方が現代日本人には馴染みやすいと思う。仏とか神とか言っても、現代日本人は「うさんくさい」としか思わないでしょ?
・板橋区に500万程度の中古物件がある。駅まで徒歩7分程度で立地も良い。再建築不可でなおかつリフォームに金がかかるが、東京でその値段なら欲しい人もいるかもしれない。だが冷静に考えれば、その条件だと500万でも高すぎるのかもしれない。
・逆に河川敷の土地だと、7万9000円とかで売ってたりする(寝太郎氏が買ったような土地)。テントがあれば生活できるか?(自分は嫌です)
・Q.dosBさんって焼き芋で生計立ててるんですか?
A.羊さんを飼ってるので、羊毛とかも販売してるんでない?(適当
・都市計画区域内に家を建てる場合、ナス農家のように小屋にこだわりがある場合を除き、キットハウスやプレハブを建てるのが良いと思う。その方が建築確認も通しやすい。姉歯事件以来、法律が厳しくなって素人がまともに申請を通すのは難しくなった。
・からあげ隊長が知能テストを受けていたけど、予想よりも普通の結果だった。しかし、ナス農家ほど分かりやすい結果でなくとも、あのぐらいのバラツキなら十分に発達障害と診断される可能性はあると思う。
・からあげ隊長は天井を1.5mにしてましたけど、あれって何のため? ああすれば建築物に該当しなくなるんですかね?(たぶん別の理由じゃないかなぁ)
・からあげ隊長には、いい意味での『狂気』を感じますよね。あれぐらい突き抜けていないと、キャラクターコンテンツとしては成立しない。逆にまともな人間は、エンターテイメントとして見る分にはつまらない。
・Q.からあげ隊長の絵ってどんな感じでしょうね?
A. ヘタウマとか、そんな感じがいいんじゃない? 中途半端にうまくても埋没するというか。むしろ絵のクオリティはあまり問題じゃなくて、からあげ隊長のブランド力だけで何でも売れる気がする。
・寝太郎氏は『学者』であるため、小屋暮らしのイノベーターとしてより、内省的な考察に満ちた今の状態こそが本来の姿なのかもしれない。
・Q. 最近、小屋暮らし界隈にも『評価経済』が浸透してますけど(欲しいモノリスト等)、そもそも評価経済って何でしたっけ?
A. すごく簡単に言えば、『人気者が得をする』ってことです。ただし恩恵を受けられるのはごく一部のトップスターだけ。ほとんどの凡人には縁がない。むしろ彼らは援助する側である。評価経済は大多数の援助する側と、一部の援助される側で成り立っているので、援助する側が経済縮小により衰退していけば、スターたちも切り捨てられていくかもしれない。
・ニコ生とか見ても、大手生主って変な人ばっかりじゃないですか? ビジネスとして成立するにはあのぐらいの選ばれた変人でないと無理。ナス農家は一般人から見れば変わっているけど、変人界隈ではまともな部類なのでこの辺が限界。エンターテイナーとしてビジネスを成立させるための『壁』は超えられない。つまり評価経済の恩恵は受けられない。
・恩恵を受けるには、特定の方向のキャラクター性が必要だと思う。支援欲を掻き立てるとか、憧れを抱かせるとか、人に共感され安心されるような、そんな感じ。
・現在、資本主義は色々と限界に差し掛かっているが、一部のトップスターは評価経済に移行できるとしても、その他大多数は次は何に移行すればよいのだろうか?
・ロボットやAIが労働力として利用されるようになれば、失業者が増えると言われている。そもそもロボットやAIが開発されたのは、仕事を彼らに肩代わりしてもらって、人間は楽しても生きられるようにするためだったはずだが、どうしてこうなった……。
ロボットやAIの活躍により発生した利益が、本来なら民衆に割り当てられるべきところ、それらへの再投資に使われるだけなので、一向に民衆は豊かにならない構図か?
・どれだけ文明が発達して豊かになっても、人間の欲が満たされることはない。ゆえに文明がいくら発達しても、人間の労働負担が減ることはない。むしろ現代は昔より忙しくなっている。フルタイム? 週5労働? なにそれおいしいの? 文明が発達してるのに、何で昔より労働時間増えてんだよ……。
・ナス農家のような人間は、「もうこれ以上資本主義社会は発展しなくていいから、ほどほどに暮らそうぜ?」と思う。しかし一方で、皆がほどほどに暮らし始めてしまったら、それはそれで今の経済規模(GDP)が維持できなくなり、生活レベルが下がる。
・ナス農家は資本主義社会の活動にはあまり参加したくないが、一方で資本主義社会の恩恵を受けているがゆえに豊かに小屋暮らしできるのであって、その意味ではタダ乗り、フリーライダーの『ズルい奴』と言えるのかもしれない。
・「自分は高級ブランドで買い物して、おいしいグルメが食べたい!」的な人はバリバリの都市型資本主義で生きてもらえばいいし、そうでないナス農家のような人間は小屋暮らしでもすればいい。要は棲み分け(ゾーニング)が重要なのであり、どちらか一方だけを強制されて選択肢のない状態が問題なのである。
・とはいえ、多くの人は「もう消費はしたくない」「消費はバカバカしい」と思い始めているのではないか? 仮にそうだとして、彼らが消費を続けている理由は何か? 根本にあるのは『承認欲求』ではないか? 後は将来への不安か? ただ単に生きていくだけなら、それこそ月8万円とかそういうレベルで生きていけるが、そこに見栄や承認欲求や不安などが重なった結果、消費をやめられないのではないか?
・そういう人は、試しに断捨離を始めてみるといい。「たったこれだけのモノで生きていけるのか」と、頭での理解ではなく、身体での腑に落ちるような実感に至れば、どんどん少ないモノで生きていける体質になる。その延長として小屋暮らしも可能となり得る。自分のようなミニマリストなら4畳小屋でもスペースが余る。
・試しにお遍路や国内縦断旅行などをすると、少ないモノで生きられるということが肌身を持って実感できる。そういった経験があればミニマリストへの移行も比較的簡単。
・ナス農家は週3労働で生きられるようになるのが当面の最終目標。だが今は、まだ小屋を建てて家賃を節約できるようになっただけなので、週4労働が限界。週3に移行するには、もうひと押し何かが必要。
・そもそも普通に雇われて働くことを前提とした場合、週3労働の仕事自体がほとんどない。あったとしても単純労働に限られる。知的労働となると、労働がそのように規格化されていないというか、普通の男性が週3で働くことは『想定されていない』ため、探すのは無理。どうしてもそうしたいなら、行きつく先は自営や起業しかない?
・でも商売ごとには全く興味がないんだよなぁ……。
・FXやるなら、『鞘取り』から始めるのが楽ですよ。
・「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」みたいに、ナス農家は仏教の教えを『艦これ』や『東方』のようなオタクコンテンツと組み合わせて作品を作りたい。「もし博麗神社の巫女が中村元の『スッタニパータ』を読んだら」的な。それが少しでも金銭に繋がればいいんだけどね。
・ナス農家の小屋は、なんか入った瞬間に落ち着く。例えるなら押し入れに入った時のような安心感。一種の秘密基地。モンゴルの移動式テント(ゲル)。
・移動式の住居を建てる人は、狩猟民族の系譜であるように思う。かつて北海道のアイヌ民族が北海道中を移動しながら暮らしていたように。
・規格品の住宅のように、『見栄』『承認欲求』の類が感じられない。『暮らせりゃいいんだよ!』的な割り切りが感じられる。
・でも住宅地に馴染むように、かつ夏に熱くならないように、外壁は白一色で塗装している。塗装してから半年ほどたったが綺麗なまま。汚れたとしても塗り直しは簡単。
・カネライトフォームは見た目に反して硬いので、塗装しただけでも大丈夫。発泡スチロールとは見た目こそ似ているが別物であり、そもそものカテゴリーが異なる。その上からジェッソという下塗り材を塗り、それから白色塗料を塗っている二層構造なので、紫外線による劣化も防げると思う。
・この小屋はナス農家に最適化され、ナス農家のためだけに作られた贅沢品。普通の規格品ではなく、日本刀のようなこの世に1つ限りの『アート作品』に近いと言える。それは自己表現であると同時に、『身体器官の延長』でもある。坂口恭平風に言うなら『皮膚の延長』か。ヤドカリの殻や、ミノムシの蓑、ビーバーの巣である。
・予想外に住みやすく完成された住宅で感服しました。
小屋完成祝い
小屋完成祝いとして、参加者の皆さんにギフトを頂きました!!
1.エビスビール、100%アップルジュース、おつまみ各種。
この記事を書きながらビール飲んでます。うまい!
2.JCBギフトカード4,000円。
説明不要。金は誠意! 嬉しい!
3.アマゾンギフトカード3,000円。
こちらも説明不要。この手のストレートな直球大好き!
4.銀座のマドレーヌ
うまい! お菓子はうまい! 目を閉じて瞑想しながら完食しました。
5.VICTORINOX(ヴィクトリノックス)、『クラシックAL』。
要は一種の十徳ナイフ的な? いかにもミニマリスト向けのギフトですね!
これからキーホルダーとして常時持ち歩かせてもらいます!
ありがとうございました!