朴槿恵大統領を誹謗するビラまく、男に有罪判決―韓国

2015年12月22日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領を誹謗（ひぼう）中傷するビラをまいたとして起訴された韓国人の男に対し、大邸地方裁判所は同日、懲役1年（執行猶予2年）の有罪判決を言い渡した。共犯者を含め男らは罰金600万ウォン（約60万円）も課される。環球時報（電子版）が伝えた。

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男は14年12月から15年1月にかけ、旅客船「セウォル号」事故発生時の朴大統領の行動に疑問を呈するビラを作成。全羅北道や京畿道でまいたほか、ネットの交流サイトで朴大統領を動物に見立てた写真を流したり、大邸警察当局の正門に犬のえさをばらまくなどしたとされる。

大邸地裁は「大統領といえども人格を持った個人。名誉毀損（きそん）の被害者になりうる。沈没事故をめぐる大統領への風刺は善意ある批判とはいえない。低俗な表現で女性である大統領を誹謗するものだ」と判断した。（翻訳・編集/大宮）