23日午前8時10分ごろ、千葉県君津市広岡の国道410号のトンネル「松丘隧道(ずいどう)」(全長91・3メートル)で、天井部分のモルタルがはがれ落ちた。落下した部分は長さ約20メートル、幅約5メートル、厚さ約10センチ、重さは約23・5トン。けが人や巻き込まれた車はなかった。
千葉県によると、2012年12月に中央自動車道の笹子トンネル(山梨県)で天井板が崩落した事故や、13年1月の国道410号「大戸見隧道」(君津市大戸見)のモルタル落下事故などを受け、13年2月に実施した安全点検で松丘隧道の老朽化が明らかになった。14年6月から、古いモルタルを削るなどの工事をしており、落下したモルタルは1カ月ほど前に吹き付けたばかりだった。
23日は、午前0時から午前5時ごろまで通行止めにして、モルタルの上にコンクリートパネルをつけるための基礎工事をしていた。午前5時半ごろ片側通行にし、午前8時10分ごろ、交通整理人が落下に気付いた。県が事故原因を調べている。
朝日新聞社
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