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詐欺グループの電話の80%がレンタル悪用
12月24日 5時03分

詐欺グループの電話の80%がレンタル悪用
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警視庁はことし摘発した振り込め詐欺グループなどが使っていた電話を分析したところ、全体の80%がレンタル業者が貸し出した携帯電話などが悪用されていたことが分かりました。貸し出す際の本人確認で偽造された運転免許証などが使われたケースが大半で、警視庁は悪質なレンタル業者の摘発を強化することにしています。
警視庁はことし摘発した振り込め詐欺グループなどが使っていた携帯電話やインターネット回線を利用するIP電話、合わせて2269回線を分析しました。それによりますと、携帯電話の90%に当たる1228回線、IP電話の67%に当たる606回線が、レンタル業者が貸し出したものでした。また、契約者が特定できた1234回線は、すべて、偽造された運転免許証や、不正に手に入れた他人名義の身分証明書で本人確認が行われていました。
さらに、レンタル業者の間で回線の“また貸し”が行われていることが確認され、最大で6つの業者を経た回線が詐欺事件に使われたケースもあり、詐欺グループの追跡を困難にする要因になっているということです。
警視庁は、レンタル業者に本人確認の徹底を呼びかけるとともに、悪質な業者の摘発を強化することにしています。

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