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参院選候補者一本化で与野党さや当て12月24日 5時01分
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来年夏の参議院選挙を巡って、民主党などが定員が1人の「1人区」を中心に野党側の候補者の一本化を検討しているのに対し、自民党は政策が一致しないままでの一本化を批判してけん制するなど、早くも与野党のさや当てが始まっています。
来年夏の参議院選挙を巡って、民主党は自民・公明両党に対抗するため、全国で32ある定員が1人の「1人区」を中心に、無所属も含めた野党側の候補者の一本化に向けて、維新の党などと本格的な調整に入り、協力体制の構築を進めたい考えです。また、安全保障関連法に反対するグループ「SEALDs」などは法律に反対する野党候補を支援するため新たな団体を設立し、民主党などに対して、野党候補の一本化に向けて連携を進めるよう働きかける方針です。
これに対し、自民党は参議院側で「接戦が予想される1人区で野党候補が一本化されれば、厳しい戦いを強いられる選挙区も出てくる」と警戒する声が強まっています。一方で、谷垣幹事長が「政治の進む方向をともにしない人が、『アンチ自民党』というだけで協力するという、いびつな姿だ」と指摘したほか、茂木選挙対策委員長も「究極の談合選挙だ」と述べ、政策が一致しないままでの一本化を批判してけん制するなど、早くも参議院選挙に向けた与野党のさや当てが始まっています。
これに対し、自民党は参議院側で「接戦が予想される1人区で野党候補が一本化されれば、厳しい戦いを強いられる選挙区も出てくる」と警戒する声が強まっています。一方で、谷垣幹事長が「政治の進む方向をともにしない人が、『アンチ自民党』というだけで協力するという、いびつな姿だ」と指摘したほか、茂木選挙対策委員長も「究極の談合選挙だ」と述べ、政策が一致しないままでの一本化を批判してけん制するなど、早くも参議院選挙に向けた与野党のさや当てが始まっています。