2015年11月14日

第31回関西望麺会・冬の陣

/住よし@名駅新幹線下りホームにてかき揚げきしめん/麺屋彩々昭和町本店@大阪市阿倍野区にて清澄塩らーめん/ラーメンロケットキッチン@堺市中区にてトリ塩パイタン/第31回関西望麺会・冬の陣/鶏soba 座銀 にぼし店@大阪市中央区にて鶏soba/

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 今夜はラーメン仲間の会に参加するために、大阪へ。
 これまでは何日も前から計画を練りに練って、一分単位で行動して無駄のない効率的な、移動時間の一秒足りとも無駄にしない工程を組みました。
 今回は出発する新幹線の便も決めていなければ、食べ歩くラーメン屋さんも決めておらず、ノープランなぶらり大阪の旅。

 とはいえ、行きの新幹線で今夜飲む友達を捕まえ、明日遊んでくれる友達を見つけ、たところで名古屋。
 もちろん、名古屋で途中下車(改札は出ないので乗り換えか)、ちゃんと4号車に乗ってきたし。

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 きしめんNAGOYA 住よし JR名古屋駅16・17番ホーム店@名駅新幹線下りホームにてかき揚げきしめん520円
 駅のホームで外待ち10人も並ぶきしめん屋は、世界広しと言えども、ここだけでしょう。

 完全立ち食い10人程の店内、テーブルが高いので、背の低い人は厳しい。
 きしめん単品は350円なのでかき揚げ170円、それでも殆どお客さんがかき揚げきしめんを食べています。

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 店内照明がLEDライトに変わっていて、まあ、写真が綺麗に撮れますな。
 ゆらゆらと揺れる花鰹、あっさり目の鰹節出汁のおつゆに、幅広い冷凍きしめん、ああ、名古屋に来たぁって感じがします。

 かき揚げに小海老が入っていて美味しいんですよね、相変わらず意味不明なカマボコ(笑)
 スルッと食べてしまってご馳走様でした。

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 のぞみに乗り換えて新大阪へ、今日食べるお店を新大阪に着く前に探さないと、新大阪駅で乗り換える電車が決まらない。
 新大阪から御堂筋線(ホームへ向かうエスカレーターで並びを右に切り替えます)、天王寺を越えて昭和町へ。

 大阪の地下鉄は東京の地下鉄では考えられないほど広く、天井も高いです。
 ニューヨークの地下鉄をモデルにしたと聞いたことがありますが、ニューヨークに行ったことが無いので分かりません。

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 昭和町駅2番出口から徒歩1分で麺屋彩々昭和町本店@御堂筋線昭和町(大阪市阿倍野区阪南町)、ラーメン好きならとっくに訪問しておかなければならないお店に、今頃になってこっそり訪問です。
 13時頃の到着で外待ち11人、開店(移転)してから相当経ってると思うけど、地のお客さんに愛されてるいるお店ですね。

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 待っている間に店員さんがメニューを持って注文を取りに来てくださいます。
 メニューは清澄と白鶏で塩と醤油。清澄鶏塩、味噌、辛味噌、辛味噌和え麺、味噌つけ麺、カレー。
 明らかにスープは三種類、麺は三種類以上あると見ましたが、地方の店は何杯も食べるわけにはいかず、この辺が私の情けないところです。

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 10分ほどして店内へ、ゆったりした中にも店員さんの気持ちの良い掛け声、ちゃんと目を見て挨拶されると、こちらも「こんにちわ」と返したくなりますね。
 カウンター席は隣のお客さんと肩がぶつからない9席ほど、左手前に2人席が2卓、半分以上のお客さんは替え玉して、ゆったりとラーメンを楽しんでいました。
 卓上にはエコ箸、お冷のポット、つまようじしか置かれておらず、調味料の類が一つもありません。

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 程なくして清澄塩らーめん730円、カウンター台越しに角盆を渡され、みるとレンゲが別皿に用意されています。
 誤解を恐れずに言わせてもらうと、そんな情報は一切聞いたことがありませんけど、揚子江インスパイアでしょうか、

 基本は鶏ガラ清湯スープ、無化調か、僅かに使われた化調、いやぁ旨い、並んでまで食べたい気持ちはよく分かります。
 気候(湿度)によって小麦の配合や打ち方を調整されていると思われる自家製の細麺、一ミリも引っかからずに喉を滑っていきます。
 大ぶりのチャーシュー、柔らかい材木メンマ、いずれも美味しいけど、この麺とスープの前には影が薄いです。

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 さて春菊(大阪では「菊菜」と呼ぶそうです)、苦味か大切、スープとの馴染みも大事、もちろん両方できていて、この春菊を味わうようにスープと麺を用意したかのよう。
 スルッと食べてしまってご馳走様でした、レジで会計させていただくと、店員さん全員から目を見て「ありがとうございました」と挨拶されました。

 あまりにも美味しかったので、白湯や味噌はどんなスープでどんな麺なのか、気になって店を出て並び直そうかと目を向けると、外待ち20人以上。
 私ごときでは歯が立たないラーメン屋さんなんだな、頑張ろっ

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 昭和町駅まで戻り、そのまま御堂筋線で終点のなかもずまで。
 南海高野線の中百舌鳥駅からは一駅なので歩くのが私流ですが、次の店の閉店時間が迫っていることと、南海戦に久しぶりに乗ってみたかったから。

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 駅からほぼまっすぐ五分ほど歩いてラーメンロケットキッチン@南海高野線白鷺(堺市中区新家町)、外待ち7人ですか。
 地方の名店を訪問するとき、全く並んでいないと素早く食べて次の店に行けますが、やっぱりそれなりに並んでいて少し待つくらいがいい。

 他のお客さんのオーダーが聞けるし、その地の方言も大切な香辛料だと思っていますので。
 店主さんは龍旗信で修業されてからの独立したとのことですが、全く異なるラーメンですので、いづれは個人店として独立の前提でラーメンを教わった、でしょうか。

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 25分ほど待って店内へ、先の店に続けて口頭注文後会計ですか。
 店内はL字カウンターが7席、奥の3席は荷物が置かれていて使われておらず、4人掛けテーブルが1卓。
 空いていたカウンター席に座り、メニューを眺めていると注文を取りに来ます。

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 メニューはトリ塩、トリ醤油、トリ塩つけ麺、和風醤油、と鶏白湯メインに限定メニューが追加された感じ。
 卓上には粗びき胡椒のみ、隣で静かに喧嘩している府大生を「若いっていいなぁ」と回想しながら、ラーメンの出来上がりを待ちます。

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 程なくしてトリ塩パイタン700円
 僅かに漂ってくる香りに分け入って麺を手繰ると、ミシリと食べ応えのある平打中太麺、オオタメン製でしょうか。
 まるで香りだけ纏っているような、美味しい麺、自家製麺かも知れないな。

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 流行に迎合することなく、自身が自信を持って勧められる程よい濃度、粘度の鶏白湯スープ、スープより美味しいじゃないですか。
 丼を渡る長いチャーシュー、材木メンマ、水菜と白ネギ、どれ一つ欠けてもロケキチのラーメンにならないのでしょう。
 スルッと食べてしまってご馳走様でした。

 お会計を済ませるころには、うるさいほどの雨音、折りたたみ傘を持っていて良かったよ、と店を出て傘を差そうとすると。
 「こちら、お持ちください」と大きな傘を貸して、いや、譲ってくださいました。
 大阪にはいい店が多いなぁ。

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 雨の中をなかもず駅まで歩き、だいぶ時間が早いけどそのまま心斎橋へ。
 あちこちのデパートはもうすっかりクリスマス支度、大阪は東京より冬が早いのかな。

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 心斎橋駅で休憩して、少し時間が早いけど会場の大成閣へ。
 今回で何回目だ、3回目か、4回目か、ま、何回目でもいいか。

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 受付で受け付けを済ませて第31回関西望麺会・冬の陣
 この会でしか会えない人とも会え、この会だから会えた人とも会え。

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 指定されたテーブルに座り、時々すれ違う友達とか知り合いに挨拶し、ラーメン好きのアメリカ人の音頭で乾杯。
 というか、乾杯の前にウエルカムドリンクをたっぷり飲んでいて、既に飲み過ぎ。

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 一品目は伊勢海老サラダ、押し豆腐とピータンの香味和え、ピリ辛花クラゲ、きのこの山椒風味、蒸し鶏の葱ソース、タイラギ貝とブロッコリーのXO醤和え。
 前回は友達を連れてきていたので、あちこちに挨拶に奔走しましたが、今日は気が付いた人だけにしようと。
 それでもずっとしゃべりっぱなしでしたが。

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 左上、オランダ豆香菜サラダ。
 右上、大海老のマヨネーズ炒め。
 左下、フカヒレ入り酸辣麺 卵白蒸し仕立て。
 右下、豚ロースの甘酢炒め。

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 たまたま隣に座った女性がとても有名な方で、多くの人が挨拶に来るので、その話を聞いているだけで時間が過ぎてしまいます。
 たまたま隣に座った女性がお酒を飲める人で、ビールに水割りではなんだかなと、紹興酒を持ってきて注いで下さいます。

 以下、写真撮り忘れ。
 揚げ物2種類盛り合わせ
 大成閣名物 玉子の皮の春巻き、海老の山椒風味揚げ

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 山菜焼飯。
 前回は200人を超す大所帯でしたが、今年は160名ほど、ラーメン好きとラーメン屋の店主さんが殆どでしたが、中には業者の方もいます。
 普通に挨拶して盛り上がって名刺交換して、ならいいけど、いきなり「こういう商品、興味ありませんか」って厳しくありませんか。

 ラーメンイベントの紹介もあって、来週、再来週と京都競馬場でラーメンダービーが開催されます。
 12月に入るとラーメンEXPO、どちらも知り合いが出店されるので「食べに来て」と誘われていますが、さてさて、どうしたものか。

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 マンゴー杏仁プリン。
 安定の飲み過ぎ、楽し過ぎました。
 会を企画され、運営された幹事さんの方々、お疲れ様でした、ありがとうございました。

 混雑を避けて少し早めに会を抜け、ラウンジに降りて待ち合わせた友達に連絡すると「あと3分で着く」と。
 友達に合流すると、せっかくだから挨拶したい人がいると、その場に少しいることに。
 次々と古参ラヲタに挨拶されていますが、そんな彼と一緒にいる私のことを彼ら彼女らはどう見ているのだろうか。

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 お店は全てお任せしましたが「一応、未食店でいいかな」と会場から10分程度歩いて、鶏soba 座銀 にぼし店@心斎橋(大阪市中央区南船場)
 2015/7/6オープン、肥後橋にある本店の二号店とのこと。
 メニューは鶏soba、煮干し吟醸 nigori、煮干し吟醸clear、鶏つけsoba、限定メニューとして、キノコノチカラ。
 東京のラヲタには、纏(まとい)@新橋、篝(かがり)@銀座にそっくりで、ひょっとしたら同系列のお店、店内にはスープ臭が全くしません。

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 真っ黒なテーブルに真っ黒な椅子のカウンター8席、いわゆる資本系と呼ばれる作りですね(本当に資本系かどうかは未確認です)。
 綺麗に磨き上げられたオシャレな店内には乾物を入れた便が並んでいます。

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 ラーメン屋で飲むのは全く自然な流れなので、再開(半年ぶり)を祝して今夜は心斎橋で二人お疲れ様会。
 ツマミはレアチャーシュー盛350円、値段不相応のボリューム、キャッチ的には「驚異のコスパ」でよろしかったでしょうか。
 チャーシューだけで4種類、それぞれ2枚、オーダーが入ってから切り分けていましたので、表面がしっとりしていて、とても美味しいです。

 さて、ビール二本で2時間近くのラーメン談議、楽しすぎる会に続けて、楽しすぎるサシ飲み。
 青森のラーメンとか、熊本のラーメンとか、秩父のたつみとか、奥我とか。

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 あまりに盛り上がってしまったので、閉店時間を確認して、閉店時間に間に合うようにラーメンをお願いしました。
 あらかじめ買っておいたラーメンの食券を出しただけですが、程なくして鶏soba850円
 東京には未だ上陸していない、いや、永遠に来ないかもしれないエスプーマ系のスープ、ふんわりとした柔らかい口当たりが美味しいスープをさらに美味しくします。
 スープのベースは鶏白湯ですので篝@銀座インスパイア、煮干しスープなら纏@新橋になりますでしょうか。

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 平打ち太麺は麺自体がとても美味しくて、スープと相性はイマイチ、素面で食べたらピッタリかも知れません。
 丼からはみ出ているレアチャーシュー、驚きのビジュアルの素揚げのゴボウ、おろしショウガは別皿で。
 スルッと食べてしまってご馳走様でした。

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 その後、御堂筋線の車内で、最近の関東のトピックである環2家売却、くるり閉店などなどを情報連携しておきました。
 京阪に乗り換える淀屋橋で彼と別れ、私はカプセルホテルへ。
posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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