企業も欲しがってる?女性エンジニアの現状と身につけるべきスキルとは

SONY DSC
2015年12月23日 フリーランスノウハウ

キャリアコンサルタントという立場で過去に1000名以上のフリーエンジニア様のお仕事探しをサポートさせて頂いております。エンジニアという立場で仕事もした事があるため、技術について理解のあるコンサルタントとして現在もエンジニア様のサポートをさせて頂いております。
そんな中で最近、女性のエンジニア様の登録が増えてきましたため、少し調べてみようという事で記事を書かせて頂く次第となりました。

女性エンジニアはまだまだ少ない現状

2015年の11月に発表されたばかりの「2015年労働力調査」の結果によると、IT企業が含まれる「情報通信業」の女性従業員の割合は約26%(下記表)となるようです。数字だと213万人のうちの54万人が女性とのこと。昨年比で1万人は増えていて、4人に1人は女性ということです。

参照:労働力調査(基本集計) 平成27年(2015年)10月分 (2015年11月27日公表)
<参照:労働力調査(基本集計) 平成27年(2015年)10月分 (2015年11月27日公表)>

しかし、情報通信業の中でも、全てがエンジニアという訳ではございません。営業もいればデザイナーもディレクターさんなどもおります。そこに限っては正式な数字がでておりませんでしたが、ポテパンにご登録頂いているフリーエンジニアの中では女性の方は10%ほどになります。
10人に1人なので、まだまだ少ないという印象です。
皆様の会社でもやはり女性エンジニアは少ないと思われるのではないでしょうか。

エンジニアやってる女性ってどんな人が多い?

掲載画像:エンジニア女子特集様

最近は女性エンジニアのインタビュー記事も多く出てきていて、なかでもエンジニア女子特集は長く続いていてコンテンツも多く悩める女性の参考になるかと思います。

ポテパンでは美容関連からエンジニアになったという方もおりますし、「エンジニアってなんか華やかじゃない」というイメージは覆りつつあるようです。
他にも「夫がエンジニアなので一緒に仕事をしたいから」という方や、「夫が転勤しても着いて行って仕事ができるから」という女性エンジニアもいます。

なぜエンジニアになったかを聞いてみました。下記回答です。

・プログラミングが案外面白かったから
・場所が選ばず仕事ができるから
・自分のスキルが欲しかったから
・作りたいサイト・アプリがあるから

きっかけはそれぞれあるかもしれませんが、共通して言えるのは、「プログラミングは嫌いじゃない」と感じているところかと思います。

モデルみたいな方もMac片手にプログラミングしている時代ですし、自由に働きたいキャリア形成の中で選ばれ始めている印象が感じられます。

予想以上に「お給料が高いから」などお金関連の理由は少なく驚きでした。

女性がプログラミングを学ぶ機会が増えてきてる

最近は若い女性をターゲットにしたプログラミングスクールも増えてきていますね。
ヨガをしながらだったり、スウィーツを食べながらだったり、プログラミングがもっとかわいく学べる時代がすぐそこまで来ているのかもしれませんね。

筆者が選ぶオススメの女性向けスクールをまとめてみたので、よかったらご覧ください。
かわいいデザインで面白そうなホームページです。
女性エンジニアのためのコミュニティーも結構あるようです。

女子中学生・高校生のためのITワークショップ「Code Girls」

codegirls

女の子のためのWebデザイン講座「Design Girls」

デザインガールズ

女性が活躍している案件はオシャレな現場が多い

コスメ系やソーシャルゲーム系、ファッション系の現場は女性に人気です。また現場側も女性を多く採用したいという意識もあるため、内定率も上がってきます。女性エンジニアが多い環境だと、馴染みやすくやりやすいかもしれないですね。もちろんスキルがあれば女性男性関係なく高単価が貰えます。

スキルがあれば場所を選ばず仕事ができる

これは女性に限らずですが、場所を選ばず仕事をするためには、サイト開発やアプリ開発を請け負う必要があります。どこに旅行に行ってたとしても、パソコン一つあればサイトやアプリを作って生活する事が可能です。
しかし、ここを把握していない人が多いのですが、エンジニアだったら全員が場所を選ばず仕事ができるというのは間違いです。

突然ですが下記2タイプのエンジニアだと、どちらが在宅に向くスキルかお分かりでしょうか。

・サーバーやネットワークなどのインフラ側のエンジニア

・スマホアプリやRubyやPHPでウェブサイトが作れるエンジニア

これは、後者の方が間違いなく在宅スタイルに向いているのです。
更に後者の中でもまた下記2タイプですと、

・VBやJavaの業務系エンジニア

・Ruby/PHPエンジニアやスマホアプリエンジニア

後者のスキルの方が在宅案件が多い傾向にあります。

それは在宅発注する企業が、セキュリティー等で切り離しが難しい大手企業よりも、スピードや値段を重視する中小企業・個人の方が多い傾向があるからです。

ですので、上記のような在宅に向いたスキルをきちんと身につけていく事で、場所を選ばず仕事をすることが可能になってきます。

もちろんポテパンでもお仕事探しをお手伝いしてますので、在宅でライトに仕事がしたい方や、がっつり週5で仕事がしたい方など、それぞれに合ったサポートをさせていただいております。

まとめ

現状女性エンジニアの数はまだ少ないですが、女性に向けたプログラミングの教育環境が整ってきているので、今後は女性エンジニアが増えていくかもしれません。

女性の方はプログラミングを上手く使えば、海外で仕事をしたり、家にいながら仕事ができたり、夫をサポートしたりもできます。理想のライフワークを実現するために、エンジニアになるのも確率の高い方法の一つかと思います。

女性エンジニアがどんどん増えていくことで、プログラミングの講座一つをっても、男性エンジニアが教えるよりも女性がプログラミングを教えた方が受講者は増えそうですし、男性ばかりの現場に女性エンジニアという花があるだけで、プロジェクト開発の指揮も上がりそうです。

以上、ポテパンでは多くの女性フリーエンジニアの方のサポートをさせていただいております。ご要望などあれば柔軟に対応し、お仕事探しから税務関連のフォローまでもしております。登録するだけで無料でフォローをさせて頂いてますので、よろしかったらご登録くださいませ。ご相談のみでも承っております。

■この記事と合わせて良く読まれている記事
■他の人気カテゴリーを見てみる
■ポテパン人気記事