上田晋也のニッポンの過去問【第33回】「巨大タンカー燃ゆ!第十雄洋丸事件」
2015年12月23日(水) 24時26分~24時56分 の放送内容
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第33回目は、東京湾内の巨大タンカー火災「第十雄洋丸事件」です。
番組内容
1974年、東京湾内で、巨大タンカー「第十雄洋丸」が、リベリア船籍の船(パシフィック・アレス)に衝突され、爆発炎上しました。この時点で死亡者はすでに30人を超えるという大惨事になったのですが、この後、事件は驚くべき展開を見せます。 合計5万7000トンにもおよぶ石油とLPGを載せた第十雄洋丸は、黒煙を吹き出し、炎上しながら、東京湾内を漂流し始めました。そのまま川崎港へ、いや、横須賀港へ、港にぶつかれば、大爆発し、多大な被害が出ることは、ほぼ間違いありません。海上保安庁は、民間の「深田サルベージ建設」に曳航を依頼、タグボートの技術者たちは、放水支援を受けながら、決死の曳航作戦を開始しました。 せめて沈んでくれれば、火も消えるのだが……。 ところが、爆発と炎上を繰り返しながら東京湾の外に出ても、第十雄洋丸は、まったく沈む気配も見せません。政府はついに自衛隊の出動を決断。 航空自衛隊及び海上自衛隊が、空と海から第十雄洋丸を攻撃し、撃沈処理することにしたのです。 ところが、何発被弾しても、第十雄洋丸は、大炎上する中、船体を溶かしながら、沈むことを拒みます。 結局、最終的には2発の魚雷が致命傷となり、第十雄洋丸は千葉県沖520kmの海域に沈むことになるのですが、ここにいたるまで、事件が起きてから実に19日間。未曾有の海上大事件となりました。 第十雄洋丸はなぜ沈まない? これは皮肉なことに、高度成長末期の日本にとって「日本の造船技術」を世界に知らしめるという、 大きなアピールとなりました。しかしながら一方で、もちろん「東京湾の過密さ」「危ない港」としての悪評も得ることになるわけです。それにしても、ここまでの大事件、大事故なのに、われわれ日本人にあまり知られていないのはなぜなのか。 ちなみにこの「事故」は、リベリア船側に刑事責任ありと認定され「事件」と名前を変えますが、良きにせよ悪しきにせよ世界に「海運ニッポン」を轟かせた事件でもありました。 昭和史の中の知られざる大事件。必見です。
出演者
上田晋也(くりぃむしちゅー)
関連ワード
田川俊一 ナフサ 重油
公式ページ
◇番組HP http://www.tbs.co.jp/nippon-kakomon/
おことわり
番組の内容と放送時間は変更になる可能性があります。
その他
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