このミニレッスンに対応するメインレッスンでは、「補助線を使って大まかな形を描くこと」や「動物の背骨を意識して描くこと」を学びました。
また、もう一つのミニレッスンでは、シカを描きました。ここでもやはり、「補助線を使って大まかな形を描くこと」や「動物の背骨を意識して描くこと」を練習しました。
さて、今回の題材は、カワセミ。
上のように、カワセミの青色とオレンジ色が補色の関係にあります。また、鋭いクチバシの直線と丸い体の曲線とが美しいバランスになっています。以前のレッスンのように、まずは大まかな形の補助線をスケッチすることから始めます。
そして、下の説明のように描き進めます。
補助線を単純に塗りつぶしていくのではなく、カワセミの体に沿った筆遣いで塗っていきます。筆遣いで参考になるのは、ゴッホの作品です。彼の作品を見ると、どのように絵を描いていったのかすぐにわかります。
今回のレッスンでは、この感じを目指します。
今回描いた作品は、こちら。
制作過程の動画はこちら。
この作品を描くステップ
ステップ1. スケッチする
薄い茶色を使い、カワセミの補助線を描いていく。
ステップ2. 輪郭を描く
カワセミと枝の輪郭とこまかい部分を描き加える。枝に影も加える。
ステップ3. 基本となる色を塗る
カワセミと枝の色を塗る。枝には淡い紫色を塗る。カワセミの頭と背面には濃い青色も使い、胸には二種類のオレンジ色を使う。
ステップ4. 暗い部分を塗る
羽とクチバシの最も暗い部分を塗り、さらに脚も塗ることで明暗差を出す。羽の流れに沿って塗っていくことを心がける。
ステップ5. 明るい部分を塗る
明るい青色を使い、背中の羽を塗る。胸の明るさを出すためにベージュ色を加え、クチバシには紫色を使う。最後に白色で羽の白い部分と枝のハイライトを描く。
以上で、今回のレッスンは終了です。
今回のレッスンが終わったことで、残るWiiUじっくり絵心教室のミニレッスンはあと2つとなりました!!今までやってきたレッスンの合計は、メインレッスンとミニレッスンを合わせて、28コ!!とうとう、ここまで来ました。全30のレッスン修了まであと少しです。
次回のミニレッスンは、前回絵具で描き、苦戦した風景画です。鉛筆画で遠近法を使いながら、古城を描きます。
じっくり絵心教室のまとめ
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