韓国軍制服組トップ 局面転換狙った北の挑発に警戒感

【ソウル聯合ニュース】韓国軍制服組トップの李淳鎮(イ・スンジン)合同参謀本部議長は22日、北中部・江原道原州市の第1野戦軍司令部で幹部らに対し「北の軍が対内・対外的に不利な現状を転換する目的で奇襲的な挑発に踏み切る可能性がある」と述べ、盤石な備えを維持するよう指示した。合同参謀本部が伝えた。

 今月11~12日に行われた南北当局者会談の決裂、女性音楽グループ「牡丹峰(モランボン)楽団」の中国・北京公演中止で難局に直面した北朝鮮が、軍事挑発でこれを乗り切ろうとする可能性を指摘した発言だ。

 李議長は続けてソウル近郊・京畿道竜仁市の第3野戦軍司令部を訪問。「北による8月の地雷・砲撃挑発の際にわが軍が断固かつ強力な対応を取ったことで、(南北間の緊張緩和に向けた)8・25合意を導き出すことができた」と評価した。

 南北間では8月、軍事境界線がある非武装地帯(DMZ)の韓国側で北朝鮮軍の地雷により韓国兵が負傷する事件が発生し、さらには北朝鮮軍が最前線地域で韓国に向け砲撃を加えるという挑発を強行した。第3野戦軍司令部はこの際に最前線で対応作戦を実施した。

 李議長は「敵が再び挑発してくればためらうことなく厳しく制裁を加え、挑発の代償を痛感させる必要がある」と述べた。

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