昨年の放送番組輸出 74%がドラマ=韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国が昨年輸出した放送番組のうち、ドラマが輸出額の約4分の3を占めたことが分かった。

 未来創造科学部と放送通信委員会が22日までにまとめた放送産業実態調査報告書によると、地上波と放送チャンネル使用事業者(PP)の昨年の放送番組輸出額は2億5628万ドル(約310億円)だった。このうち、ドラマの輸出額が1億8914万ドルと全体の73.8%を占め、教養番組が4283万ドル、バラエティー番組が1988万ドルと続いた。

 地上波の番組輸出額は2億1207万ドルで、うちドラマが1億5601万ドル、教養が4195万ドル、バラエティーが1132万ドルだった。

 韓国ドラマは特に中国で大きな人気を集めている。昨年、「星から来たあなた」(全21話)が1話当たり4万ドルで中国に販売されたのに続き、「ピノキオ」(全20話)は1話当たり28万ドルの販売額を記録した。

 一方、放送番組の輸入をみると、地上波が556万ドル、放送チャンネル使用事業者はドラマ(1936万ドル)や映画(1450万ドル)、アニメーション(988万ドル)など計5378万ドルと集計された。

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