「2016年シーズン打率2割6分6厘、27本塁打、84打点(138試合出場)」
米大リーグ(MLB)ミネソタ・ツインズに入団した朴炳鎬(パク・ピョンホ、29)の1年目の成績に関する「予言」が明らかになった。スポーツ・メディアESPNの統計専門家ダン・ジンボスキー氏は19日(韓国時間)、自身のツイッターで統計プログラムZiPS(SZymborski Projection System)を通じ算出した朴炳鎬の今後4シーズン(2016-19年)の予想成績をアップした。19年までの4年間に打つ予想本塁打数は101本(313打点)だった。
同氏が03年に開発したZiPSプログラムの基本的な原理は、過去に同年齢でほぼ同じ成績を出した選手の記録をデータベースとして参考にし、予想記録を算出するというもの。的中率の高さが認められており、メディアにもよく引用される。
朴炳鎬の場合は韓国リーグを「マイナーリーグの2A」レベルとし、米国に比べて打高投低である点も考慮し補正した。このため、これまでの韓国人選手たちは同システムで普通、低い評価を受けてきた。ピッツバーグ・パイレーツの姜正浩(カン・ジョンホ)はZiPSの予測値(打率2割3分、14本塁打、57打点)より実際の打率(2割8分7厘)の方が6分近く高かった。
朴炳鎬の2016年シーズン予想(打率2割6分6厘、27本塁打、84打点)は過去4年間の韓国プロ野球リーグ平均成績(打率3割1分4厘、43本塁打、123打点)に比べ大幅に下がる。しかし、この成績なら大リーグの「ルーキー・オブ・ザ・イヤー(今年の新人)」賞も狙えるレベルだ。今年のツインズの成績と比べてみると、チーム内打率1位、本塁打・打点は2位となる。アジア出身打者の大リーグ1年目最多本塁打記録(18本・06年の城島健司)も塗り替えられるレベルだ。