全国有数のバラの生産地になっている愛知県豊川市でクリスマスに贈るバラの出荷が最盛期を迎えています。
豊川市は約４０軒の農家が１５０品種の切りバラを栽培する全国有数の産地で年間約１６００万本が出荷されます。
特に、クリスマスを控えたこの時期は贈答用の切りバラの出荷が盛んで天野真光さんの温室でも咲き始めたバラの花を切り取る作業に追われています。
天野さんは、クリスマス用として最も人気のある赤い花を咲き具合を確かめながら１本１本ていねいに切り取っていきます。
今年は秋口に雨が多く影響が心配されましたが、その後は持ち直して現在は例年通りの品質のよいバラに育っているということです。
天野さんは「日本の男性は抵抗があるかもしれないが、クリスマスには赤いバラをプレゼントして楽しんでほしい」と話しています。
作業はクリスマス前まで続き、バラは東京や大阪など全国に出荷されます。