Technology
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投資家やアナリストの間では、サムスン電子はメモリーチップや液晶ディスプレイにおいては支配的な立場を守っており、同社の凋落は誇張されすぎとの見方もある。
だが、スマホ事業が以前のような爆発的な増益ぶりを取り戻す可能性は低い。
韓国科学技術院(KAIST)の張世真教授は、グループ後継者として確実視される李在鎔氏からソフトウエアやサービス事業に対する強い後押しを得ることこそ、サムスン電子には必要だと指摘する。
教授は「サムスンが変わろうとしている兆しはある。これまでの失敗を認めつつある」と述べたが、こうも付け加えた。
「同社は正しい方向へ進んでいる。ただ、その歩みはあまりに小さく、あまりに遅すぎた可能性は高い」
(Jeremy Wagstaff記者、Se Young Lee記者 翻訳:田頭淳子 編集:加藤京子)
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