名古屋、襲撃現場に大量の注射器 被害男性、薬物取引関与か
名古屋市中川区の路上で20日未明、外国人とみられる男性が刃物で切り付けられて死亡した事件で、襲撃された現場の近くで大量の注射器が入った黒いポーチが見つかっていたことが22日、捜査関係者への取材で分かった。
見つかったのは中央分離帯の草むら。近隣住民が撮影した動画には、男性が襲われた後に黒っぽいものが投げ捨てられる様子が写っていた。中川署捜査本部は男性の持ち物とみて確認を進めている。
捜査関係者によると、注射器は覚せい剤を使用するためのものとみられ、捜査本部は男性が違法薬物の取引に関与していた可能性もあるとみている。