映画『独裁者と小さな孫』〜役割に振り回される人間たち
気がつけばもう12月も終わり、街も師走の忙しさで賑わっていますね。
年賀状も大掃除もまだ手を付けられていないのでてんてこ舞いしてます(笑)
そんな中時間を縫って、今回は『独裁者と小さな孫』を見に行きました。
とある独裁政権が支配する国で、国民達から重い税をとり、政権を維持する為に政治犯と称して罪なき国民達を処刑してきた大統領(ミシャ・ゴミアシュウィリ)へ対する国民たちの怒りが、ついにクーデターを引き起こします。
大統領の家族達はすぐに国外逃亡しますが、おもちゃと幼なじみの女の子を連れて行きたいと我が侭を言い幼い孫は大統領と一緒に国に残ります。
まだ一時間は保つだろうからと考えそれを許した大統領ですが、腹心の部下達にも裏切られ予想よりも早く政権が崩壊し、大統領と幼い孫は賞金首となってしまったのです。
彼らの唯一の脱出手段は二日後に迎えにくる船だけ。
床屋から奪い取った服に着替え、もとの軍服を燃やして捨てた大統領と孫改め祖父と孫は、浜辺を目指して
逃亡を始めます————。
↓ここからネタバレです↓
ポスターの前に置かれたベンチがソファみたいに飾られていてかわいかったです。
The following two tabs change content below.
斉藤 かづら
映画とおじさんが大好きな神奈川在住女子大生。メインは洋画、時々邦画、アニメもわりと見てる。素敵なおじさん俳優を追いかけて色んなジャンルの映画をはしご中。今のイチオシはデンマークの俳優Mads Mikkelsenさん。
最新記事 by 斉藤 かづら (全て見る)
- 映画『独裁者と小さな孫』〜役割に振り回される人間たち - 2015-12-22
- 映画『007 スペクター』〜私たちの愛したスパイ - 2015-12-14
- 斉藤の選ぶ!今年の面白かった映画ベスト5 【アドベントカレンダー2015】 - 2015-12-01