クリスマスソングというと、1つの曲をさまざまなアーティストが歌うことも珍しくないですが、2015年はついに人間という種だけでなく、ヤギが歌う時代に突入していたようです。
まずは「サイレントナイト」。日本では「清しこの夜」というタイトルでも親しまれていますが、きれいなイントロに続く歌い出し一発目からいきなり静寂を切り裂くような本気の「メ゙ェ゙ェ゙ェ゙ー!」。サイレント感も清さもすべてかなたに吹き飛ばすようなな開き直った素晴らしい出来栄えで、聞いているだけで元気がもらえてしまいます。
続きましてはテンポの良い楽曲「We Wish You A Merry Christmas」。「メ゙ェ゙ェ゙ェ゙ー!」だけでなく「オ゙ァ゙ア゙」「ナァァ」「ア゙ーー」「ォ゙ハ!」「バ」などさまざまなヤギの鳴き声を出し惜しみなくふんだんに使っており、「ヤギってこんなにいろんな鳴き声があるんだ」という学びにすらつながる、今までにない音楽となっています。
これらの楽曲は、ActionAidという公益財団のスウェーデン支部が制作したアルバム「All I want for Christmas is a Goat」に収録。ActionAidの募金活動の一環として販売されたアルバムで、集められたお金は世界の貧困状態を改善するための活動資金にあてられるとのこと。ヤギが世界を救います。
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