ワシントン=小林哲
2015年12月22日13時18分
米宇宙開発企業スペースXは21日、米フロリダ州のケープカナベラル空軍基地からロケット「ファルコン9」を打ち上げ、その一部を地面に誘導して着地させる回収試験に初めて成功した。使い捨てだったロケットを再利用し、費用の削減につなげる試みに向けて大きく前進した。ファルコン9の打ち上げは、6月の爆発事故後初めて。
スペースXによると、6月の事故を受けてエンジンなどに改良を加えた。機体には、米衛星通信会社の通信衛星11機を搭載し、いずれも打ち上げに成功したという。
回収試験では、約80キロ上空で切り離された第1段のロケットエンジンを再び噴射して、約10分後に同じ発射場内の施設に誘導し、着地させた。オレンジ色の光に包まれて降りてきた第1段ロケットが打ち上げ時と同じ姿勢で着地する様子が中継されると、観衆から大きな歓声がわいた。
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