ども、ぬらひかる(@hikaru_nura)です。
先日、彼女さんから財布をプレゼントしてもらったのですが・・・
全然、嬉しくありませんでした(笑)
薄情なことを言っている自覚はあります。嬉しくなかったのにはちゃんと理由があるんです。
ボクは彼女に、プレゼントを内緒で選んで欲しかった!
どういうことなのか語らせてください。
なぜプレゼントを内緒で選んでほしいのか?
単純に言うならば、そのほうが嬉しいからです。
今回、いただいたプレゼントは彼女がボクに何度も質問をして、ボクに選ばせたお財布でした。
――何が欲しい?
「財布とか?」
――長財布? 折りたたみ?
「長財布かな」
―ー色は? この中から選んで(カタログを見せながら)
「これかな」
こんな具合に。彼女の意志は一切反映されず、ボク自身が選び、どんなモノが届くのか知ったうえでプレゼントを渡されたのです。
まるで奢られた気分だった
プレゼントを手渡された時、ボクの望んだ財布が目の前にありました。
真っ先に出てきた言葉は、「ありがとう」
しかし同時に、居酒屋で先輩に奢ってもらったような感覚を覚えたのです。
ボクは悟りました。「これはプレゼントじゃない。ボクが欲しいモノにお金を出してもらっただけだ」
思いのほか喜べない自分がいました。
相手が選んでくれたプレゼントが嬉しかった
以前、お付き合いしていた女性はスニーカーをプレゼントしてくれました。
ボクは1度も「スニーカーが欲しい」と言ったことがなかったのに、「いつも同じスニーカーを履いているから」という理由で選んでくれたそうです。
これは、ボクのことをよく観察し、ボクにとって良い選択を彼女が一生懸命に考えてくれたことになります。
この気持ちが凄く嬉しかったんです。泣くほど嬉しかった。あまりにも嬉しくてこのスニーカーは穴があくまで履き続けました。
プレゼントの本当の価値は"選んでくれたこと"
ボクは思います。プレゼントの本当の価値は、相手が自分のことを思って選んでくれたこと、にあるのだと。
相手の欲しいモノをインタビューしてプレゼントするよりも、相手に内緒で一生懸命に選び、サプライズで手渡すプレゼントの方が高価値なのではないかと。
だからこそボクは、プレゼントは相手に内緒で選んでほしい。と思うのです。
内緒のプレゼントはリスクが高い
プレゼントは内緒にしてくれたほうが貰った時に嬉しい!
これはボクに限らず、多くの人がそうではないかと思います。
しかし、内緒で選ぶプレゼントはリスクが大きいのも事実です。あげた物が相手にとって不要だったら、既に持っている物だったら。
お金も、悩んだ時間も、無駄になります。
彼女もこれが怖くて、ボクに何度もインタビューをしてきました。
「○○が選んだ物なら何でも嬉しいよ」とボクは何度も言いました。しかし彼女は頑なに、欲しいモノを具体的に知ろうとしました。
失敗を避けるためです。これは彼女の優しさでしょう。
だからこそ、ボクは彼女を責めることは絶対にできません。(このエントリーも見せられません)
良いプレゼントには観察力と苦労が必要
プレゼントを選ぶ際に必要なのは観察力だと思います。
上記のリスクを避けるためにも、観察は必要です。
相手に必要なモノはなにか、持っていないものは何か、これらをギリギリまで観察してベストだと思えるプレゼントを選んであげる。
かなりしんどい作業だと思います。選ぶという行為は疲れますからね。でも、本当に喜んで欲しいならこれくらいするべきなんじゃないかな?
思えば遠距離恋愛だから
思えばボクは現在、遠距離恋愛中で彼女にはボクを観察する時間が限られています。
この状態で、相手が欲しいモノを想像するのは難しいでしょう。
ボクが彼女に、「プレゼントは内緒で選んでくれ」というのは無理難題だったのかもしれません。
まとめ
これはあくまでボクの持論です。
プレゼントは極力、相手には内緒で選んだほうが良いでしょう。
しかしこれは、時間と労力をかけて観察と選択をしなければならない非常に大変な作業です。
その分、貰う側は本当に嬉しいはず。ボクはこれを体験として知っています。
だからと言って、むやみにプレゼントを選ぶのは危険と言えます。相手にとって不要なモノは一時的に嬉しくとも、後々残っていかないからです。
観察する時間が無い、じっくり選ぶ時間が無い時は、無難に相手から『欲しいモノ』を聞き出したほうが良いかもしれません。
なにせよ、プレゼントを贈る最大の目的は『相手を喜ばせる』です。
相手が喜ぶ姿を考えた結果であれば、きっと大丈夫。今回このエントリーで言いたかったことは、プレゼントは内緒で選んでサプライズにした方が相手の喜びは大きいかもね~ということでした。
結局は、ケース-バイ-ケースですね。
彼女もきっと、ボクが喜ぶ方法を考えた結果のプレゼントだっだろうに、「居酒屋で先輩に奢ってもらったような感覚」とか言っちゃうボクが最大のナンセンスでございました。