奥入瀬ビール「ハーフ&ハーフ」
道の駅奥入瀬ろまんパーク「奥入瀬麦酒館」の地ビール「ハーフ&ハーフ」が、このほど行なわれたアジア・ビアカップ2013の、ボトル・缶ビール部門フリースタイルの部で見事金賞を受賞した。
このアジア・ビアカップは、日本地ビール協会が地ビール普及と振興のために行なっているもので、今年度は日本の他、韓国、台湾、中国、シンガポール、ベトナムなど6カ国、49ブルワリー(醸造所)、165銘柄が参加。このうち奥入瀬麦酒館の「ハーフ&ハーフ」がフリースタイルの部で見事金賞を受賞したというもの。
奥入瀬麦酒館は、道の駅奥入瀬ろまんパークの目玉施設として、チェコから技術者を呼び平成9年(一九九七)にオープン。16年目の快挙ということになる。
ビールは、モルト(麦芽)とホップ、酵母によって作られるが、そのモルトの種類や分量などの調合割合などによって様々なビールが造られる。
奥入瀬麦酒館では、ピルスナー、ダークラガー(黒ビール)、ヴァイツェン、そしてハーフ&ハーフの4種類のビールを作っている。ハーフ&ハーフは、ピルスナーとダークラガーを原料の段階でブレンドしたもの。
醸造長の鈴木洋さんは、昭和48年(一九七三)5月、旧十和田湖町出身。第一中、十和田西高、北海道道都大学卒業。大学を卒業して帰郷したとき、ちょうど奥入瀬麦酒館の建設が準備されているときで、そのまま道の駅の管理団体である十和田湖ふるさと活性化公社に入社。チェコのブルワリー視察や、国内の地ビール以来、国内の地ビールブルワリーでの研修を経て、ビール製造を担ってきた。
写真は、奥入瀬麦酒館醸造長の鈴木洋さん