2015年12月22日16時56分
三重県御浜町で中学2年の女子生徒(14)が行方不明になっていた事件で、三重県警は22日、家出するようにそそのかし、女子生徒を連れ出していたとして、高知市南金田、職業不詳、波川智央(ともひさ)容疑者(33)を未成年者誘拐容疑で逮捕し、発表した。女子生徒は波川容疑者宅で無事保護された。
県警によると、波川容疑者は11月18日午前7時半ごろ、女子生徒が未成年と知りながら、家出するように誘惑し、自宅に連れてきた疑いがある。
波川容疑者は「未成年者を自宅に住まわせた」と認めたうえで、女子生徒に頼まれたので迎えに行ったという趣旨の供述をし、「誘拐にあたるとは思っていない」と犯意を否認しているという。
県警によると、波川容疑者は高知市内の3階建ての一軒家に次男(4)と2人で暮らしていた。波川容疑者と女子生徒はインターネット上で知り合い、女子生徒が行方不明になった11月18日に、波川容疑者が乗用車で御浜町に迎えに行き、落ち合ったとみている。
発見時、女子生徒は3階の台所におり、失踪時の服とは違う、灰色のパーカに紺色のジャージーを着ていた。捜査員が名前を呼ぶと「はい」と答え、ほっとした様子を見せたという。衰弱した様子はなく、けがはしていなかったという。
女子生徒は11月18日午前7時25分ごろ、徒歩で自宅を出発し、約1分後、近くのパチンコ店の防犯カメラに中学校の方向に向かう姿が映っていた。その後、足取りが途絶え、県警は今月11日に公開捜査に踏み切った。
県警は、御浜町や三重県熊野市内の山中などを捜索するとともに、行方不明になる直前の女子生徒の生活などを調べていた。その結果、女子生徒とインターネットのサイト上でやりとりしていた波川容疑者が浮上したという。
捜査員から女子生徒の無事を聞いた母親は「よかったです。本当にありがとうございます」と、涙声で話したという。
県警は、2人が知り合うまでの過程や落ち合った場所、約1カ月間の様子などを調べている。
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朝日新聞社会部
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