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ノロなど感染性胃腸炎、今年最多の患者数- 食中毒注意報を発令する自治体も
ノロウイルスなどの感染性胃腸炎の患者報告数が今年最多となったことが、国立感染症研究所がまとめた7日から13日までの週の患者報告で分かった。41都道府県で前週より増えており、流行警報の基準値を上回る地域が続出。感染の拡大に伴い、ノロウイルスの食中毒注意報を発令し、手洗いの徹底や食品の十分な加熱などを求める自治体も出てきた。【新井哉】
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■全国平均は2週連続増、警報基準値上回る地域続出
同研究所がまとめた7日から13日までの週の全国の患者報告数(小児科定点医療機関約3000カ所)は、前週比17%増の定点当たり10.14人。2週連続で増えており、今年1月以降で最も多い報告数となった。
都道府県別では、大分が24.33人で最多。以下は、兵庫(14.87人)、愛媛(14.73人)、東京(14.31人)、神奈川(14.14人)、石川(13.34人)、宮崎(12.92人)、三重(12.62人)、鳥取(11.84人)、岡山(11.43人)、埼玉(11.28人)、広島(11.25人)などの順だった。
2週連続で患者報告数が増えた兵庫県では、福崎(31.0人)など5保健所管内で流行警報の基準値の20.0人を超過。愛媛県の松山市(24.0人)、東京都の荒川区(29.75人)と八王子市(21.45人)、埼玉県の熊谷(22.67人)、神奈川県の厚木(21.64人)などの保健所管内でも警報基準値を上回った。
■10−100個のノロウイルスで感染、二枚貝など食品加熱を
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