塩屋染
- きき 間の合作漫画権利問題まとめ
2014-2015にわたる、塩屋染(Somenity)およびきき(kiki-UMA)間の共同創作において発生した権利問題の経緯を公開しています。
全てのやり取りのごく一部を抜粋した簡易なものですが、実際にあったやりとりです。
個人同士の創作の問題について、法的処置まで含めて実際にあった事例を取り扱っていますので
創作に関わる方にとって損にはならない情報かと思い公開させていただいています。
また、無関係ながら巻き込まれてしまった方などにも説明としての公開を行っています。
無関係な方を巻き込んでしまったことは大変心苦しいと存じますが、どうか余計な気を煩わせないようお願い申し上げます。
twitter:
塩屋染 ssssomenity
きき Tsukurikake_CR
当該作品のURL(pixiv)
こちら (閲覧不可能な場合は非公開措置がとられています)
■2014年9月
塩屋染(somenity)側からの接触、きき(kiki-UMA)側からの提案により、合作して漫画を発表しようと言う企画を立ち上げています。
(このほか、数ヶ月に渡り、きき側より塩屋染に、海外を対象とした個人でのイラストの仕事の受注・仲介を承っています。}
これらは双方の合意に基づくものであり、明確な書面での契約を交わしたものではありません。)
■2015年7月下旬頃
塩屋染がtwitter上でリクエストに答えて漫画作品の画像を作成し、漫画本編の無料プレビューという形として公開しようという企画により製作開始されました。
登場キャラクターは、一体ずつが両者のキャラクターとなっています。漫画の原案やせりふはききによるものです。
テンプレート等は両者によって整えられ、合作と言う形で、pixiv、patreonの2箇所に公開されました。(Fur affinityにおいては表紙のみ)
どちらにおいても8月中に、両者が合意に至る形での発表になっています。製作の様子1、2
■2015年8月11日
きき側が、漫画製作の相談中に塩屋染の気に障る発言をする。 (参考)
■2015年8月22日
22日までに、塩屋側の「個人的な地雷を踏まれ、時間経過につれUMA(きき)の事が信じられなくなった」という理由により、関係性と態度が悪化していきます。
最終的に、塩屋染側はききとの決別、関係の解消、縁切りの宣言、以後の仕事の受注を断るなど、今後一切の不干渉を要求しました。(参考)
きき側はこれを一旦了承し、ツイッターやピクシブ、スカイプなどの解除を行いました。地雷についてはきき側からの謝罪が行われています。
また、この後、(下旬頃)双方の面識者北切(仲介人とします)を通し、塩屋染よりききへの接触があり
「Fur affnityのアカウントの削除」「pixivの漫画のキャプションの変更」を要求しました。(参考)
(参考)
きき側はこれを了承し、FAのアカウントの削除、pixivのキャプションの変更を行いました。
「pixivの作品から名前を消して欲しい
」という要望もありましたが、これは作家への敬意および権利に関係するため、行っていません。
私がプレミアムではないので、画像の差し替えができないという事もあります。
■9月1日
両者とも「今後は北切を仲介とし、一切の連絡を北切を解して行い、直接接触は行わないとする」という約束に合意し、仲介人作成の書面にて交わします。 (原文はこちら) (塩屋側の了解)
■9月2日
塩屋染よりききの自宅宛に、今まで送ったイラストや、祝い事の報告の写真つきハガキなどが二つ折りで返送されてきました。(写真)
この時点で塩屋染側からの「仲介人を通して接触する」という約束を反故にしています。
また、この時点では、きき・仲介人より一切の連絡手段を絶っています。この件を含めた一切の謝罪は現在に至るまでありません。
後に、ききがこの事に関してツイッターで憤慨したところ、塩屋染はブログにてそのスクリーンショットを掲載し、その事を喜んでいたようです。
(16日に仲介人によって確認されています) ログ1 ログ2 ログ3
■9月中旬
塩屋染はネット上から失踪し、きき側はその行方を知りませんでした。この間、ききは送り返された品物を仲介人宛てに送っています。
■9月28日
面識はあるが無関係な第三者宛てに、塩屋染からきき宛ての伝言が送信されます。
きき側は「仲介人とのルールを破り、無関係な第三者を巻き込んだ要望は聞き入れられない」とし、ことづけ自体を受け取っておりません。
(この時点できき側が受け取った要望は8月下旬のものだけになります)
内容を確認したところ「サイト」「pixiv」「patreon」に掲載してある漫画を撤去して欲しいというような内容でした。
■10月中旬
ききのツイッターアカウント(鍵付き)に塩屋染からの直接申請がありましたが、後にキャンセルされました。
■10月30日
塩屋染から仲介人に、噛み砕いていえば「無関係になってくれませんか、三日以内に返答してください」
というリプライがツイッターの新しいアカウントにて送信されましたが、ツイッターを使用していたアプリケーションの仕様につき、仲介人はそれに気付きませんでした。三日後に塩屋染は仲介人をブロックしました。
■11月10日
pixivよりきき宛に「権利主張につき、規約違反はないが漫画を非公開にしました。紛争などは当事者同士で解決してください」
との利用規約からの通達および、該当漫画の非公開措置を受けました。(参考)
また、この間塩屋さんの身内の方とのメールのやりとりがあり、この件に関しては余程の事でない限り静観するつもりであるとの旨を受け取っています。
■11月16日
pixiv運営とのやり取りの後、相手側に「当事者同士での解決」の意志が見られなかったため、作品を再公開しました。
■11月17日
塩屋染がききの版権用ツイッターアカウント(ayuka_wayuka)のフォロワー、および無差別なツイッターアカウントに、リプライまたはDMによる作品盗用に関するコピペを開始しました。(サンプル1、2)
また、仲介人が、塩屋染・きき間の仲介の約束の破棄の宣言を行いました。9月1日の取り決めもこの日付に無効になっています。
■11月18日
patreonにて「somenityより権利主張を受けており、該当漫画を非公開にしました。詳細に関する返答をお願いします」とのメール通知がきき側に送信されました。
■11月22日
patreonにてきき側より「権利主張に対して意義を申し立てる」というカウンター通知(権利主張に対する法的なレスポンス)を送信しました。起訴、不起訴に関わらず10日以内の返答を待機中。現在(12月13日)に至るまで返信がないため、削除が行われたものと考えられます。
■12月3日
塩屋染がtwitter sioya_some アカウントでpatreonにて作品を無断販売したとして拡散をはじめました。該当の漫画は、pixiv同様無料で見られる設定になっているため、事実と異なります。
■12月12日
塩屋染側の代理人(弁護士)より、きき自宅に公衆送信停止等請求の件で、通知書が届きます。弁護士からの配達証明通知書は、返信の義務や、法的な強制力を持つものではなく、通知者側から相手側(この場合はきき)への通知を目的としたものです。 内容 1 2 3 4 5
弁護士事務所 (インターネット上の削除要請を得意としている弁護士事務所のようです)
※「少なくとも8月半ばまでには、きき側へのイラスト使用の許諾の一切を終了しました」とありますが、きき側の受け取った通知は「Fur affnityのアカウントの削除」「pixivの漫画のキャプションの変更」のみにとどまっています。
■12月14日
きき側より、当該作品の削除および非公開措置を行っています。また、ツイッターにてこのページの公開を希望者にのみ行っています。
身に覚えがないうちに巻き込まれた方等で肝心の作品がなければ顛末が分からないという方もいらっしゃると思いますので、頒布を目的としない当該作品の情報開示を行っております。連絡先→TwitterのDM(Tsukurikake_CR)またはEメール(watari@tsukurikake.com)
※これはきき側の立場および漫画の権利問題に基づいて、できるだけ中立な立場で書かれた文章です。
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