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寝屋川の中学生殺害事件 男を起訴 睡眠薬成分検出12月22日 15時09分
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大阪・寝屋川市の中学1年生の男女が遺体で見つかった事件で、警察が2人の遺体を詳しく調べたところ、ごく微量の睡眠導入剤の成分が検出されていたことが、捜査関係者への取材で分かりました。警察は、契約社員の男が、2人に薬を飲ませ抵抗できなくした疑いがあるとみて調べています。検察は22日、男子生徒を殺害した罪で男を起訴しました。
ことし8月、大阪・寝屋川市の中学1年生、平田奈津美さん(13)と星野凌斗さん(12)が大阪府内で遺体で見つかった事件で、検察は22日、契約社員の山田浩二被告(45)を星野さんを殺害した罪で起訴しました。山田被告は、平田さんを殺害した罪ですでに起訴されています。
警察が2人の遺体を詳しく調べたところ、ごく微量の睡眠導入剤の成分が検出されていたことが捜査関係者への取材で分かりました。警察は、山田被告が2人を連れ去ったあと、なんらかの方法で薬を飲ませ、抵抗できなくした疑いがあるとみて調べています。一方、警察によりますと、山田被告は、逮捕直後から黙秘を続けていて、星野さんを殺害したことを示す直接的な証拠は得られていないということです。今後、始まる裁判員裁判で、検察は状況証拠を基に難しい立証を迫られることになります。
警察が2人の遺体を詳しく調べたところ、ごく微量の睡眠導入剤の成分が検出されていたことが捜査関係者への取材で分かりました。警察は、山田被告が2人を連れ去ったあと、なんらかの方法で薬を飲ませ、抵抗できなくした疑いがあるとみて調べています。一方、警察によりますと、山田被告は、逮捕直後から黙秘を続けていて、星野さんを殺害したことを示す直接的な証拠は得られていないということです。今後、始まる裁判員裁判で、検察は状況証拠を基に難しい立証を迫られることになります。