ニュースリリース
2015年12月22日
京浜急行電鉄株式会社(本社:東京都港区、社長:原田 一之、以下 京急電鉄)では、2015年度の新造車両のうち、来年3月に登場する新1000形車両のデザインを一部変更します。
新1000形は、2002年から増備される当社の標準車で、2015年12月9日現在340両が活躍しており、京急線の営業車両のおよそ4割を占める主力車両です。
今回増備する新1000形(貫通形・1800番台)はステンレス車体の4両編成で、普通から快特、都営浅草線直通列車まで、京急線全線においてフレキシブルな運用に対応すべく、正面に貫通路を設置し、2編成を連結し8両編成とした際に互いに乗り移ることができるようにします※。
また、車体側面に幅広の赤と白色フィルムをデザインすることにより、従来からの「赤い電車」のイメージを踏襲します。
なお、基本仕様(車両長さ、扉数、座席など)、基本性能、バリアフリー設備のほか、LEDを使用した室内灯などは、従来の新1000形のものを引き続き採用します。
新1000形(貫通形・1800番台)は、4両編成を2本、計8両導入し、2016年3月から運行を開始する予定です。
詳細は以下のとおりです。
新1000形(貫通形・1800番台)のイメージ
2016年3月(予定)
4両編成2本 計8両
新造車両(ステンレス車)の側面デザインと、連結する貫通形車両の運用イメージ
既存の新1000形(ステンレス車)の側面デザインと、連結する運用イメージ
過去の貫通形車両“旧1000形”の連結
新1000形は、2002年に登場した都営浅草線、京成線、北総線への乗り入れを考慮した車両です。
2007年から、従来のアルミ車体に代わり京急電鉄初のステンレス車体を採用し、車体にはカラーフィルムで京急の赤い電車のイメージを表現し、先頭部は普通鋼に赤色の塗装をして従来のスタイルを残しています。
バリアフリー対応のほか、乗務員室の背面に非常脱出ハシゴを設置しています。
2012年度新造車からLED照明を採用し環境にも配慮しています。
新1000形(アルミ車)
新1000形(ステンレス車)
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