昨夜はパーティに多くの人が来場してくれて
大いに盛り上がった。

事務所の仲間たちもドレスコードである
仮装をしてきてくれた。

俺も撮影以来、
久しぶりに衣装を身に着けた。

もちろん美風先輩も神宮寺もだ。

撮影以外で着用するのは不思議な感じだったが
それもまた楽しくあった。

パーティでは出演者のトークコーナーがあり
撮影エピソードなどを語ったのだが、
その話を少ししよう。

美風先輩はとても研究熱心であることは
このブログを読んでくれている者ならば
理解していると思う。

今回の撮影にかける情熱は凄まじいものだ。

BLOODY SHADOWSの撮影が始まろうかというある日。
俺は美風先輩と衣装合わせの場で会った。

すると不意に、
大きな紙の包みをもらった。

開けてみると……

中には大量のニンニクが入っていた。

あまりに突然のことでしばし固まっていたが、
それも役作りのためだと聞き納得がいった。

俺が料理を嗜むことを覚えてくれていたらしい。
自分では使いきれないとのことで分けてくれたのだ。

資料を読むばかりではなく、
実際の体験を通して役を掴んでいく。
そのアプローチに感心したものだ。

美風先輩に頂いたのが嬉しくなって
つい写真を撮ってしまった。

その時の写真で今日は終わりとしよう。