2015-10-30 18:00:00
もう今月も今日を含めて
あと2日でおしまいだね。
まだブログを書き始めたばかりだと思っていたら
あっという間に映画の公開日になっているのかな。
みんなに作品を観てもらえるのは楽しみのようで、
いまから少しだけ寂しくもある。
そんな矛盾した気持ちになる。
こんな曖昧な感情は理解しにくいけど、
嫌いじゃない。
最近、そう思えるようになってきたよ。
昨日のブログでマサトが登場人物の
過去(回想シーン)について書いていたけど
ボクも少しだけ話そうかな。
アイレスというキャラクターは
とても複雑な背景を持っていて、
一言では語りつくせない。
彼には過去がたくさんある。
本人が忘れてしまいそうなくらいたくさん。
どういう気持ちで彼はこの言葉を言ったんだろう。
想像しても、自分とは違いすぎて
役を掴むのが大変だった。
彼はとても冷酷な部分もあるけれど
自分が大切だと思う者への執着は人一倍強い。
何を彼が駆り立てるのか……
その感情の激しさに戸惑いもしたよ。
レンにも相談に乗ってもらって
少しずつ役を作っていったんだ。
撮影をする頃には
台本は使い込まれてボロボロになってた。
大切に管理していたつもりだったけど
使用頻度が高かったんだろうね。
撮影が終わる頃には
アイレスのことを理解できるようになっていたよ。
彼とは共通点を感じている。
性格とか内的なことではなく、
置かれている状況とかね。
似ているようで、似ていない……
そんなボクのアイレスをみんなにも観てほしいな。