2015年12月22日（火）
電子版/新聞
■新韓銀行（韓国の金融大手、新韓金融持ち株会社傘下の銀行） インドネシアの現地銀行、セントラタマ・ナショナル・バンク（ＣＮＢ、スラバヤ）を買収したと明らかにした。ＣＮＢはジャワ島に41の拠点を持つ。
新韓銀行は11月末にも本店のジャカルタを中心に19の拠点を持つバンク・メトロ・エクスプレス（ＢＭＥ）を買収、インドネシアの基盤固めを加速している。
新韓金融はベトナム、カンボジア、インドネシア、シンガポール、フィリピン、ミャンマー、インドに続く東南アジアの重要市場すべてに進出する「アジア金融ベルト構想」を掲げる。
2014年末に16カ国、70拠点だった海外ネットワークは今回の買収で19カ国、140拠点に拡大。新韓金融の関係者は「今回のＣＮＢとＢＭＥの買収はグローバル戦略を１段階高める起爆剤になる」と話している。（ソウル＝加藤宏一）
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