２歳の長男にたばこ 母親を書類送検

12月21日 20時54分

k10010348741_201512212100_201512212105.mp4

去年、東京・江戸川区の飲食店で２歳の長男に火のついたたばこをくわえさせたとして、警視庁は２０代の母親を暴行の疑いで書類送検しました。このときのものとみられる画像がインターネット上に投稿され、明らかになったということです。

書類送検されたのは、東京・江戸川区に住むアルバイトの２０代の母親で、警視庁によりますと、去年１１月、江戸川区内の飲食店で当時２歳の長男に火のついたたばこをくわえさせたとして、暴行の疑いが持たれています。
警視庁によりますと、たばこをくわえさせたのはこのとき１回で、長男の体調に問題はないということです。
その後、このときのものとみられる画像がインターネット上に投稿され、先月、「たばこをくわえた子どもの画像がＳＮＳに投稿されている」という匿名の通報があり、警視庁が調べていました。
警視庁によりますと、調べに対し母親は容疑を認めたうえで、「子どもがたばこに興味を持っていたので、火をつけてびっくりさせればやめると思った」と供述しているということです。
同じような事件は各地で相次いでいて、先月、愛知県で２歳の長男にたばこを吸わせたとして父親と交際相手が逮捕されたほか、今月も千葉県で１歳の長男に火のついたたばこをくわえさせたとして２０代の母親らが書類送検されています。