去る8月18日、なすちゃんの誕生日で、1周忌でした。
息子のお友達が泊まりに来ていたので、慌ただしく過ぎた1日になりました。
1年前の今日の朝、夜中殆どごはんを口にしなかったなすを連れて、息子と一緒に朝一に病院へ。
お盆休み明けの病院は激混みで、2時間以上待っていました。
待っている間もどんどん様子がおかしくなり、小刻みに震えながら肉球も冷たくなっていくなす。
明らかにおかしいのだけど、満員の病院でとにかく順番を待つしかありませんでした。
かかりつけの先生がお休みで別の先生に診察していただき、もう何があってもおかしくない状態と説明をされました。
酸素室の会社を紹介してもらい家に着いたのが午後3時。
すぐに酸素室の会社に電話をし事情を説明すると、すぐに設置に来て下さるとの事で、4時には酸素室を設置しに来ていただきました。
設置が終わりなすを入れ、ほんの少し落ち着いた様子を確認して、数日前に予約しておいた8月18日の7歳のお誕生日祝いのケーキを取りに行き、酸素室の前にケーキを置いて記念写真を撮り、お昼抜きだったのでそのまま晩ご飯を先に取ろうと思って食べ始めた午後6時半過ぎに様子が急変。
酸素室から出して抱っこしてと訴えるなす。ごはんはおろか、お水もいっさい口にせず、固く歯を食いしばり閉じた口を見て、「ああもうこの子は旅立つ決心をしたんだな」と思って、希望通り酸素室から出してずっと抱っこしていました。
息子が酸素マスクをなすの口元に当てて、私はずっとなすの背中をなで続け、午後7時40分にしめじ、ひつじ、はまちの待ついたちの天国に旅立ちました。
今書いていてもぼろぼろ涙がこぼれます。
この日の明け方、はまちがなすと一緒に病院に行くという夢と、なすのケージのある部屋に、しめ、ひつ、はまはじめ沢山のフェレちゃん達がいる夢を見ました。
きっともうはまちゃんや、先に天国にいるフェレ友さんのフェレちゃん達が迎えに来てくれていたんだろうな・・・
と後になって思いました。
あれからももう1年。
なすは本当に非の打ち所のないいい子でした。
「愛らしい」が白い毛皮を来ていたような子。
今も大切なたからものです。
そして、なすが天国で紹介状を渡したかじきが今そばにいます。
泣くとかじがものすごく心配するのだ・・・
そして、明日はひつじの10回目の命日。
早いな。ほんと早いなぁ。
旅立つ前日のなす。とても穏やかにすごしていました。

旅立つ1時間ほど前のなす。7歳のお誕生日おめでとう。