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ニュージーランド地震 刑事責任の判断は来年に
12月21日 22時54分

日本人28人が亡くなった4年前のニュージーランド南部の地震を巡り、地元の警察は、犠牲者が集中したビルの関係者を刑事責任に問えるかどうかの判断について、来年に持ち越したことを明らかにしました。
2011年2月にニュージーランド南部で起きた地震では、日本人28人を含む185人が死亡しました。
犠牲者の多くが、クライストチャーチ中心部の語学学校が入ったビルの倒壊によって亡くなったことから、地元の警察ではビルの設計や建設に携わった関係者に対して刑事責任が問えるかどうか判断するため、分析を続けてきました。
警察は当初、ことし中に刑事責任が問えるかどうかの判断を示すとしていましたが、21日、ビルの倒壊の検証作業に予想以上に時間がかかったなどとして、判断を来年に持ち越したことを明らかにしました。
警察は来年に持ち越したことをすでに遺族に通知したとしていて、来年の早い時期に倒壊の検証に関する専門家の分析を聞いたうえで、最終的な判断をくだすことにしています。

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