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【群馬】

安保法反対 響く若い声 PAGが前橋で集会

安保関連法廃止を訴える参加者=前橋市で

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 安保関連法の成立から三カ月となる十九日夕、県内の若者たちでつくる市民団体「Peace Action from Gunma(PAG)」が前橋市のJR前橋駅前で集会を開き、冷え込む中で同法に反対の声を上げた。

 約三十人が参加。プラカードを掲げながら「集団的自衛権はいらない」「戦争法絶対反対」などと繰り返し、演説もして駅の利用客に訴え掛けた。

 群馬弁護士会(前橋市)の樋口和彦弁護士は「憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によってこれを保持しなければならない」という憲法一二条の条文に触れ、「国や県、街を良くするには皆さん一人一人の努力が必要。一歩でも二歩でも戦争反対に進んでもらいたい」と呼び掛けた。

 夫や長男と参加した太田市の翻訳業、芦田朱乃(あけの)さん(35)は「閣議決定で集団的自衛権を認めたのは憲法違反。見直す必要があるが、そのためには野党共闘でなんとか(来夏の参院選などで)自民党に勝たなければいけない」と話していた。

 PAGは今後も県内各地で月に一回程度は集会を開く方針。来年一月三十一日午後二時ごろ、伊勢崎市の宮子東公園に集まり、周辺をデモ行進する予定。 (原田晋也)

 

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