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商品券上限超え購入 滋賀・甲良町長の不信任案否決12月21日 17時23分
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ことし7月、滋賀県甲良町で販売された「プレミアム商品券」を、町長と当時の町議会議長が1人2冊までの上限を超えて購入していたことを受けて、21日、町議会で町長に対する不信任決議案が審議されましたが、採決の結果、否決されました。町長は「軽率な行動で、深くおわびしたい」と話しています。
滋賀県甲良町ではことし7月、国の交付金を活用して1冊1万円で1万3000円分の買い物などができるプレミアム商品券を販売し、9日間で4000冊が完売しました。
町は購入できるのは町民1人2冊までとしていましたが、北川豊昭町長が職員に頼んで5冊購入し、当時町議会議長だった建部孝夫議員が30冊購入していたことが、議会が設置した特別委員会で明らかになりました。
これを受けて、21日の町議会で議員から「事業を私的に運用した責任は重大だ」などとして、北川町長に対する不信任決議案が審議されましたが、採決の結果、賛成7、反対5で可決に必要な出席議員の4分の3に達せず、否決されました。
また、責任をとって議長を辞職した建部議員に対しては、議員辞職勧告決議案が提出され、賛成多数で可決されました。
北川町長は「私の軽率な行動が信頼を失うことになり、深くおわびしたい」と話しています。
町は購入できるのは町民1人2冊までとしていましたが、北川豊昭町長が職員に頼んで5冊購入し、当時町議会議長だった建部孝夫議員が30冊購入していたことが、議会が設置した特別委員会で明らかになりました。
これを受けて、21日の町議会で議員から「事業を私的に運用した責任は重大だ」などとして、北川町長に対する不信任決議案が審議されましたが、採決の結果、賛成7、反対5で可決に必要な出席議員の4分の3に達せず、否決されました。
また、責任をとって議長を辞職した建部議員に対しては、議員辞職勧告決議案が提出され、賛成多数で可決されました。
北川町長は「私の軽率な行動が信頼を失うことになり、深くおわびしたい」と話しています。