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大型客船の寄港数 横浜港がトップ譲る見通し12月17日 8時50分
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ことし、国内の港で大型客船が寄港した回数は、福岡県の博多港が中国などからの客船が急増した影響で最も多くなる見込みで、去年まで12年連続で全国1位だった横浜港は、トップの座を譲る見通しになりました。
横浜港は、3万トンクラスの客船が同時に4隻接岸できる国際客船ターミナルを備え、東京にも近いことから国内の港の中で大型客船が寄港した数は去年まで12年連続で1位の座を守ってきました。ところが、ことしに入って中国や韓国などアジア諸国を経由して日本に来る客船が急増し、寄港先は九州に集中する傾向があるということです。
横浜市などによりますと先月末までに国内の港で大型客船が寄港した回数は、福岡県の博多港が去年の2倍以上の243回、次いで長崎港が126回で、横浜港は117回と3番目となっています。さらに横浜港は、今月予定されている大型客船の寄港数も博多港の半分程度にとどまっていることから、12年連続で守り続けてきたトップの座を譲る見通しになりました。
横浜市港湾局は、「横浜港への寄港数は例年どおりで減っているわけではないが、中国からの客の動向を分析して、岸壁の整備や新たな誘致活動などを進めてきたい」としています。
横浜市などによりますと先月末までに国内の港で大型客船が寄港した回数は、福岡県の博多港が去年の2倍以上の243回、次いで長崎港が126回で、横浜港は117回と3番目となっています。さらに横浜港は、今月予定されている大型客船の寄港数も博多港の半分程度にとどまっていることから、12年連続で守り続けてきたトップの座を譲る見通しになりました。
横浜市港湾局は、「横浜港への寄港数は例年どおりで減っているわけではないが、中国からの客の動向を分析して、岸壁の整備や新たな誘致活動などを進めてきたい」としています。