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企業の採用人数 増やす傾向続く12月17日 17時11分
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来年、採用人数を増やすことを計画している企業の割合は、減らす計画の企業を6年連続で上回り、人材の獲得競争が続くという調査結果がまとまりました。
この調査は、大手情報サービス会社の「リクルートホールディングス」が、ことし10月から先月にかけて、全国の従業員5人以上の企業7210社を対象に来年の採用活動について調べ、66%から回答がありました。
それによりますと、再来年の春に卒業する予定の大学生や大学院生の採用について、ことしより「増やす」と答えた企業の割合は13.4%だったのに対し、採用を「減らす」と答えた企業は4.2%で、増やすとする企業の割合が9.2ポイント上回りました。採用を「増やす」と答えた企業が「減らす」と答えた企業を上回るのは6年連続で、人材の獲得競争が続くことを示しているということです。
業種別にみますと、採用を「増やす」と答えた企業の割合が最も高かったのは「流通業」で15.2%、次いで「サービス・情報業」が15%、「建設業」が14.9%などとなっています。
この会社の戸田淳仁主任アナリストは「人手不足が続く業種を中心に企業の採用意欲は堅調で、初任給を上げて、優秀な人材を確保しようという動きも出ている」と話しています。
それによりますと、再来年の春に卒業する予定の大学生や大学院生の採用について、ことしより「増やす」と答えた企業の割合は13.4%だったのに対し、採用を「減らす」と答えた企業は4.2%で、増やすとする企業の割合が9.2ポイント上回りました。採用を「増やす」と答えた企業が「減らす」と答えた企業を上回るのは6年連続で、人材の獲得競争が続くことを示しているということです。
業種別にみますと、採用を「増やす」と答えた企業の割合が最も高かったのは「流通業」で15.2%、次いで「サービス・情報業」が15%、「建設業」が14.9%などとなっています。
この会社の戸田淳仁主任アナリストは「人手不足が続く業種を中心に企業の採用意欲は堅調で、初任給を上げて、優秀な人材を確保しようという動きも出ている」と話しています。