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国連事務総長 北朝鮮訪問へ日程調整12月17日 8時51分
国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長は記者会見で、朝鮮半島の緊張の緩和に向け北朝鮮を訪問することに強い意欲を示し、北朝鮮側との間で具体的な日程の調整を続けていることを明らかにしました。
国連のパン・ギムン事務総長は16日、ニューヨークの国連本部で年末の記者会見を行いました。記者団から北朝鮮への訪問の可能性について質問されたパン事務総長は、「国連事務総長として朝鮮半島の平和と安定、融和に貢献したいという信念に変わりはない。現在、北朝鮮側と調整を続けていて、できるだけ早く双方が折り合える日程が決まるよう願っている」と述べ、北朝鮮側と訪問の具体的な日程の調整を続けていることを明らかにしました。
国連の事務総長が北朝鮮を訪問すれば、22年前に当時のガリ事務総長が訪れて以来となり、韓国出身のパン事務総長はかねてから任期中に訪問を実現したいという強い意欲を示していました。国連の外交筋によりますと、パン事務総長の訪朝に向けては、北朝鮮の国際社会との関係改善や朝鮮半島の緊張緩和を目指す中国も積極的に関与し、北朝鮮側への働きかけにあたっているということで、訪問が実現するかどうか注目されます。
国連の事務総長が北朝鮮を訪問すれば、22年前に当時のガリ事務総長が訪れて以来となり、韓国出身のパン事務総長はかねてから任期中に訪問を実現したいという強い意欲を示していました。国連の外交筋によりますと、パン事務総長の訪朝に向けては、北朝鮮の国際社会との関係改善や朝鮮半島の緊張緩和を目指す中国も積極的に関与し、北朝鮮側への働きかけにあたっているということで、訪問が実現するかどうか注目されます。