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プーチン大統領が大規模会見 トルコを非難12月17日 21時34分
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年に1度の大規模な記者会見を開いているロシアのプーチン大統領は、ロシア軍の爆撃機を撃墜したトルコを改めて非難したうえで、トルコ軍の軍用機がシリア領内に入った場合は撃ち落とすことも辞さない姿勢を示しました。
ロシアのプーチン大統領は、首都モスクワで、日本時間の午後6時すぎから年に1度の大規模な記者会見を開いていて、ことしは内外の記者らおよそ1000人が参加しています。
この中で、シリアとトルコの国境付近で、先月、ロシア軍の爆撃機がトルコ軍に撃墜されたことについて、プーチン大統領は「敵対行為だ」と述べ、改めてトルコを非難しました。
そのうえで、「最新鋭の地対空ミサイルをロシア軍が拠点にしているシリアの基地に配備した。今度はトルコ軍がシリア領内を飛んでみるがいい」と述べ、トルコ軍の軍用機が国境を越えてシリア領内に入った場合、撃ち落とすことも辞さない姿勢を示しました。
さらに、「今のトルコの指導部と話し合いをして合意するのは不可能だ」と述べ、トルコとの関係修復は、当面、難しいとの考えを示しました。
一方、シリア情勢については、「ロシアはシリアの内戦の終結を目指し、国連の安全保障理事会の決議案をまとめようというアメリカを支持する。アメリカとは重要な点で一致している」と述べ、事態の打開に向けアメリカと協力する考えを強調しました。
この中で、シリアとトルコの国境付近で、先月、ロシア軍の爆撃機がトルコ軍に撃墜されたことについて、プーチン大統領は「敵対行為だ」と述べ、改めてトルコを非難しました。
そのうえで、「最新鋭の地対空ミサイルをロシア軍が拠点にしているシリアの基地に配備した。今度はトルコ軍がシリア領内を飛んでみるがいい」と述べ、トルコ軍の軍用機が国境を越えてシリア領内に入った場合、撃ち落とすことも辞さない姿勢を示しました。
さらに、「今のトルコの指導部と話し合いをして合意するのは不可能だ」と述べ、トルコとの関係修復は、当面、難しいとの考えを示しました。
一方、シリア情勢については、「ロシアはシリアの内戦の終結を目指し、国連の安全保障理事会の決議案をまとめようというアメリカを支持する。アメリカとは重要な点で一致している」と述べ、事態の打開に向けアメリカと協力する考えを強調しました。