フリーランスエンジニアは「単価を高くした方が良い」と言われます。
ですがそれはなぜなのでしょうか?
今日はその理由についてお伝えします。
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自己負担しなくてはならない費用が多い
会社員の頃、社会保険料や年金、住民税などの費用は会社が一部負担をし、支払いをしてくれていました。実際に皆さんの手元に支払われていた給与は「手取り」と言われ、諸費用をすべて天引きされた金額だったかと思います。
また通勤交通費や顧客先を訪問した時の交通費も多くの場合は企業負担となり、会社から支払われていたと思います。
ですが、フリーランスとなるとそうはいきません。
国民健康保険や国民年金、交通費、税金などすべての費用はご自身で支払う必要があるのです。また労災保険も当然ながらないため、それに準ずる保険にご自身で加入するとなるとその保険料も負担する必要が出てきます。
フリーランスには安定した収入の保証がない
会社員の場合、担当プロジェクトが終了すると会社からすぐ次のプロジェクトにアサインされ業務を行うということが多くなります。もちろん希望通りのプロジェクトではない可能性もありますが、仕事が途切れるということはあまりありません。
また仮にプロジェクトがなかったとしても「社内待機」という形で技術研修を会社で受けながら勤務をするという携帯となることもあります。
ですが、フリーランスの場合はプロジェクトが終了あるいは契約が終了となると即収入がなくなります。今は毎月の収入があったとしても来月は収入がゼロになるという可能性がもちろんあるのです。
ですから、それらのリスクを考え、事前に収入を確保しておくという必要性が出てくるのです。
会社から受けていた福利厚生がなくなる
会社にもよりますが、福利厚生がある企業も多くあります。
そこで受けていた住宅手当や資格手当などの諸手当や教育支援制度などの福利厚生はフリーランスになると一切なくなります。
技術習得のための勉強費用や資格取得費用もご自身の報酬の中から捻出していただく必要があるのです。
ではそのくらいの収入があればよいのか
ここまでご説明しましたが、では一体どの程度の収入があれば安心できるのでしょうか?もちろんその方の状況やエンジニア以外の仕事での収入状況によっても異なってきます。
ですが目安と言えるのは、月収ベースで最低1.5倍~できれば2倍程度の月収を確保できるということではないでしょうか。
たとえば現在月収30万円ということであれば、月収45~60万円程度あればという目安です。
先にもお伝えした通り、あくまでエンジニアでの収入のみで考えた場合ですので、何らかのリスクに備えて、副業などほかの収入手段を確保しておくというのも効果的です。
いかがでしたでしょうか。
漠然と高単価といっても金額のイメージはつきにくいかと思います。
高単価が必要とされる理由をご理解いただき、どの程度の収入を得る必要があるのかの目安にしていただければと思います。
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