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FIFA・プラティニ副会長 倫理委の聴聞欠席へ12月17日 7時10分
FIFA=国際サッカー連盟から暫定的な活動停止処分を受けているプラティニ副会長は、18日に予定されていた倫理委員会による聴聞を欠席することを明らかにしました。
FIFAのプラティニ副会長は、来年2月の会長選挙に立候補し、最有力候補とみられていましたが、2011年にブラッター会長から日本円にして当時1億7000万円余りの不正な支払いを受け取ったとして、10月にFIFAの倫理委員会から90日間の暫定的な活動停止処分を受け、処分が解除されなければ会長選挙の候補者として認められません。
FIFAの倫理委員会は18日、プラティニ副会長に対する聴聞を行って最終的な処分を決める予定でしたが、プラティニ副会長は16日、弁護士を通じて発表した声明で聴聞に出席しないことを明らかにしました。その理由としてプラティニ副会長は、先週、倫理委員会の広報担当者がフランスの新聞に対して処分は数年間の資格停止になるという見通しを述べたことを挙げ、「結論はすでに出ているようだ。推定無罪の原則に反し、私の基本的な権利を侵害している」と批判しました。
一方、FIFAの倫理委員会は、プラティニ副会長が聴聞を欠席した場合、みずからの意見を直接説明する機会を失うとしながらも、これまで同様、公正に審理すると強調しました。このほか倫理委員会では17日、ブラッター会長に対する聴聞が行われる予定です。
FIFAの倫理委員会は18日、プラティニ副会長に対する聴聞を行って最終的な処分を決める予定でしたが、プラティニ副会長は16日、弁護士を通じて発表した声明で聴聞に出席しないことを明らかにしました。その理由としてプラティニ副会長は、先週、倫理委員会の広報担当者がフランスの新聞に対して処分は数年間の資格停止になるという見通しを述べたことを挙げ、「結論はすでに出ているようだ。推定無罪の原則に反し、私の基本的な権利を侵害している」と批判しました。
一方、FIFAの倫理委員会は、プラティニ副会長が聴聞を欠席した場合、みずからの意見を直接説明する機会を失うとしながらも、これまで同様、公正に審理すると強調しました。このほか倫理委員会では17日、ブラッター会長に対する聴聞が行われる予定です。