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高浜原発再稼働 福井県知事が同意表明へ12月21日 21時29分
関西電力が再稼働を目指す高浜原子力発電所について、福井県の西川知事は20日の林経済産業大臣に続き、21日関西電力の八木社長と会談し、判断する材料は整ったとして、近く再稼働に同意を表明する方針です。
高浜原発3号機と4号機を巡っては、すでに高浜町長と福井県議会が再稼働に同意していて、西川知事の最終的な判断が注目されています。
西川知事は、20日の林経済産業大臣に続き、21日夕方、関西電力の八木誠社長と会談しました。
この中で八木社長は、人材の育成や実践的な訓練による安全管理体制の強化などの対策を説明したうえで、「原発に対する社会の受け止めは厳しいが、安全運転の実績を積み重ねることで信頼回復に努めたい」と述べ、再稼働に理解を求めました。これに対し西川知事は、関西電力の対応に理解を示し「社長の決意を確認したので、県民に信頼を得られるような判断をしたい」と述べました。連日の会談などを踏まえて、西川知事は判断する材料は整ったとして、近く再稼働に同意を表明する方針です。
ただ、高浜原発を巡っては福井地方裁判所がことし4月に再稼働を認めない仮処分を決定し、この決定が覆らないかぎり再稼働はできません。決定に対し関西電力は異議を申し立てていて、その判断が今月24日に示されることになっています。
西川知事は、20日の林経済産業大臣に続き、21日夕方、関西電力の八木誠社長と会談しました。
この中で八木社長は、人材の育成や実践的な訓練による安全管理体制の強化などの対策を説明したうえで、「原発に対する社会の受け止めは厳しいが、安全運転の実績を積み重ねることで信頼回復に努めたい」と述べ、再稼働に理解を求めました。これに対し西川知事は、関西電力の対応に理解を示し「社長の決意を確認したので、県民に信頼を得られるような判断をしたい」と述べました。連日の会談などを踏まえて、西川知事は判断する材料は整ったとして、近く再稼働に同意を表明する方針です。
ただ、高浜原発を巡っては福井地方裁判所がことし4月に再稼働を認めない仮処分を決定し、この決定が覆らないかぎり再稼働はできません。決定に対し関西電力は異議を申し立てていて、その判断が今月24日に示されることになっています。